あんたは貝になれ

冒頭の元厚生事務次官連続殺人事件を巡る床屋談義(陰謀説含めて特に目新しい論評なし)、および中居くんが露出過剰なまでに主演映画「私は貝になりたい」のキャンペーンで駆けずり回っていた件はメモ省略。

政権交代

誠氏らとて、常に下らぬゲスネタばかり談笑というわけではなく、政治の現状を真摯に憂い、批判する場合も少なくない。そうするとどうしても与党批判の論調にならざるを得ず、サイキック青年団は暗に民主党支持を打ち出しているのか、と問題視するメッセージがリスナーより舞い込むことがあったようである。誠氏らは、自民党であろうが民主党であろうが長期政権は腐敗すること必至であり、要は政権交代の必要性を説いているに過ぎない、という趣旨を強調して止まず。したがって特定の政党を支持する意図はないと念を押す。
民主党と言えば、誠氏は雑誌「投資の達人」における連載対談コーナー「北野誠のハラワリ! 対談」にて民主党副代表の岡田克也氏にインタビューを試みたらしいが、会ってみての感想曰く、実直かつ理路整然なのはいいとしても何かしら「自ら権力を奪取するといった発想が欠落しているが如き物足りなさを感じた」という。そういう脂ぎった役目は小沢さんに任せてるんやないの?? 因みにその次の対談では亀井静香氏を指名したとのこと。

売春芸能界

小向美奈子が「週刊ポスト」にて衝撃告白の件。あまりにダークな暴露ゆえ、枕営業的逸話などこれまで散々妄想していたにしてもこれは笑えないよ、とさすがの竹内氏も驚きを隠し切れない様子であった。ごく一部の、どちらかと言えば底辺の実態なんだろうが、食い物にされていたグラドルブームは既に終焉という状況でもあり、宴の後というか、もはや終わってしまった過去の黒歴史というべきか(景気後退でもはや「買い手」不在やろうし...)。

また中出し婚

真木よう子出来ちゃった婚を批判。ようやく波に乗り始めたこのタイミングで何すんねん、と訝りながらも「KYやで」と誠氏らは非難轟々であった。オトコの側の焦りが高じた結果か、とも深読み。もう放っといたって(苦笑)。

男女格差

誠氏のご長男さんから垣間見える、今どき男子中学生の趣味嗜好について。概してアニオタか鉄ちゃんに流れること多し。誠氏の息子さんは、アニメに入れ込み出したガンオタだという。このような思春期男子の子供っぽさに引き換え、大人びた女子の空恐ろしさよ。竹内氏、電車内での女子高生の会話とか聞いてると戦慄を覚える、とまで言う。昔から変わってないよ、この傾向は。

FXの奥義

あの4億円脱税主婦が教えるFXの奥義」の臆面もない釣りっぷりがどーやねん、という件。誠氏ら、犯罪を売り文句にするのはいかがなものか、と批判的。
本著に限らずこの手の本に関しては、そのセンセーショナルなタイトルももちろん批判されてしかるべきだが、一番の問題は中身が全然伴っていないことだ(言わずもがな)。最大の突っ込み所は、(一時的に)成功したのは本人のスキルではなくてたまたまラッキーな相場環境であったに過ぎない(その可能性が高い)ということである。

Bailout

米自動車メーカー(ビッグ3)の情けない政府救済要請に関して。社用機で陳情に乗りつけたその無神経な様を指して、「一体どの面下げて頼みに来とんねん」的胸糞悪い感情の喚起を誠氏らは抑えられず。本当に瑣末なことだが議会の心証悪くして今は宙ぶらりんな状態に陥る。しかし仮にGMとかにカネ(税金)突っ込んだら正にモラルハザード極まれり、の感拭えず。むろん経営者と株主は無傷では済まされぬとは思うが。クライスラーなんぞもはや死んでもらっても構わないのではないか。