今年はゴム人間が来てます

今回は放送時間の大半をオカルト談義に費やしたような内容であったが、それにはわけがあった...。

真面目にオカルト

21日より放映開始予定の深夜番組「未確認思考物体(仮題)」(関西テレビ)に竹内氏がレギュラー出演することになった。いわゆる超常現象を真面目に、科学的に考察することが番組の趣旨とのこと。
かつての水曜スペシャル川口浩探検隊シリーズ)や木曜スペシャル矢追純一UFOシリーズ)が消滅して以降、時折思い出したように心霊ネタ(これも格段に少なくなった)をやる以外、未確認物体/動物や超常現象に本格的に取り組んだ番組は久しく見受けられなかったため、誠氏も大いに期待感を表明していた。とりあえず早期に番組サイトの公開を希望したいところではある。
当然と言うべきか、UFO、ツチノコやらモケーレ・ムベンベといったUMA等々その種の話が芋づる式に出て、冒頭20分ほどはゲップが出そうなくらいにオカルト三昧な展開となった。各ネタの詳細はいずれ「未確認思考物体」でも取り上げられることであろうから、ここでは繰り返しを避ける。

ゴム人間

オカルト関連その2。誠氏が最近日テレの某番組(「ラジかるッ」か?)でも取り上げたらしい「ゴム人間」騒動の件。 私はスポーツ紙は読まないので今の今まで全然知らなかったのだが、昨年3月15日付東スポの1面に掲載されて物議を醸していたようである。ちょっと話題にするタイミングが遅過ぎやしないか。因みに私は真っ先に、これは「かぶりもの」やな、という考えが頭をよぎった(苦笑)。

B級映画の面目躍如

日曜洋画劇場が性懲りもなく「ザ・グリード」をまたぞろ放映していた件。所詮は抱き合わせ調達のコンテンツにもかかわらず、何度放映してもそこそこの視聴率を稼ぐということで局から重宝がられているという。これだけ何回も再放送されると、今やほとんど冗談の領域に達しており、視聴率予想投票(賭け)のネタにもされていた。
同類項に、セガールのB級アクション・シリーズ、竹内力の「難波金融伝 ミナミの帝王」シリーズなど。ワンパターンと知りながらもついつい最後まで見入ってしまう麻薬のようなB級の数々。テレビ局にとっては困ったときのB級頼み。
私は「ザ・グリード」とセガールにはもはや禁断症状が出ることはないが(苦笑)、読売テレビの秘蔵コンテンツと化した「ミナミの帝王」には心を動かされて止まない。今年の正月4日にもシリーズ55作目の「金になる経歴 」が放映、じっくり鑑賞させて頂きました。それにしても年々ゲスト出演者が豪華になって来ている気がするんだが、何を隠そう誠氏も25作目にちゃかり脇役出演してよりまっせ(笑)。

今週のクイズ

ある著名スポーツ選手が飲み屋で知り合った金満家と意気投合、ゴルフの約束をしたのだが、当日になって件の金満家は寝坊したか何かを理由にドタキャンした。そのお詫びに2000万円の現金を持参されたらしいが、怖くなって受け取りを拒否したという。このスポーツ選手は誰か。
余談だが、このお金持ちは裏社会の人ではないのか、とヒヤッとした。映画「ミンボーの女」をちょっと想起させる。2000万円ポケットに収めたら嵌められていたかもしれないな、と妄想。

眞鍋かをりの存在意義

PLEOから株式投資、もつ鍋に至るまで何でも首を突っ込んでいる眞鍋かをりについて。誠氏ら、ギャラが安いので使い勝手が良いのかもしれない、などと推測。
思うに、女子アナを除く日本のタレント/女優では比較的珍しいそこそこの一流大卒(一応横浜国大卒)ということで才媛のイメージを製品やサービスの知的イメージにタブらせることが容易であるから、CMやイメージ・キャラとして利用する上では安心感があるのだろう。ポジション的には競争相手がほとんどいないので(超絶大根役者の菊川怜さんぐらい?)、今はほぼ独占状態を享受している印象すら受ける。もともとグラドル出身なのに上手く脱皮したな、という感じだが、年齢を重ねると結婚や出産を契機に再び対象マーケットを変えないといけないだろうし、スキャンダルで仕事減る可能性もあるし、強力な競合相手の登場もありうるし(既にブログの人気ピークは過ぎたしなぁ)、一時も気は休めないだろうが...。

ライフ・スタイル・マーケティングの胸糞悪さ

中村江里子のパリ生活自慢の空虚さについて。円安ユーロ高で海外物価が高くなっている昨今、まるで現実味がない絵空事のようだと誠氏はコテンパンに揶揄する。そういえば、ロンドンなんか一時地下鉄の初乗り運賃が円換算で1000円などという凄まじいことになっていたのを思い出した(現在も大差ない)。
どういう話の流れなのか、年明けからのダダ下がり株式相場の悪環境などが身に堪えているのかよくは知らぬが、誠氏は庶民的な観点にかこつけて、ここぞとばかりにあらゆる怒りをぶちまけていたような展開で、「おフランス?? ケッ!!」と、何か憤懣やるかたないといった風情であった。しかし私には、眞鍋かをり中村江里子の境遇を単に妬んでいるようにしか聞こえず、ちょっとみっともないぞ、と苦笑せざるを得なかった。批判するほどの価値はなし、放っといたらええねん、そんなもん。

罪深き飲酒運転

噂の東京マガジン」で誠氏と出演者仲間でもある風見 しんご氏の近著「えみるの赤いランドセル」を紹介。明日17日が命日だそうだ。
合わせて福岡飲酒事故の一審判決で危険運転致死傷罪が適用されなかった件を振り返る(風見しんご氏の娘さん死亡事故は飲酒運転に起因したものではない)。危険運転致死傷罪の立証が現実には極めて困難であって、結局逃げ得を許すためのザル法やったんか、と誠氏らは舌鋒鋭く批判する。そのような実態を反省して、昨年には自動車運転過失致死傷罪が新設されたのではあるが。