ディープな京橋(大阪)探訪記

来月27日開催予定のサイキック・ミーティング(於京都円山野音)において、板井氏の出演がスケジュールの都合により急遽取り止めとなった旨告知があった。これでは話題がズラ話とモーホー・ネタにより一層集中すること必至(苦笑)。

変貌を遂げる京橋

誠氏と竹内氏、ジャンプ藤井氏の3人が久しぶりに大阪・京橋へ繰り出した。変わっているようで変わっていないようなところもあり...。目を引いたのは街全体が風俗に侵食されつつあること、と言う。関テレ本社が扇町へ移転後に様変わりした部分もあり、燎原の火のごとく風俗が台頭しているとの感想を漏らす。ただし同じキャバクラにしても、ミナミに比べれば気取った感じがなくて親しみやすいとのこと。
しかし関テレの旧本社って北区西天満じゃありませんでしたか(現デジタルエイトビル)?? 京橋じゃなくてむしろ梅田に近いはずなんだが...、と私はなんだか妙に思っていた。

高城剛, Who?

沢尻エリカ高城剛氏が熱愛の件。竹内氏は実は仕事柄、高城氏のことをよく存じ上げているらしい。「竹内氏と接点の合った人は出世するが、当の竹内氏は置いてけぼり」といういつもの法則発動か(苦笑)。

ギャラ

さんまのヤンタンにて鶴瓶さんが酔った挙句に自分の月収(!)が概算2700万であることを暴露していたとリスナーよりタレ込み。頂点に位置する一部のほんの一握りの売れっ子はそんなもんでしょうなぁ、という芸人のギャラ相場に関する話題へ発展。誠氏は「上を見たらキリがない」と冷静を決め込むも、多少やっかみが混じってはいたかもしれぬ。今風の用語を使えば、芸能人の収入分布は典型的なべき乗法則が支配する世界であって、勝者独り占めの一方でその他大多数はロングテールの裾の方に凝集しているということ。
勝者独り占めの中で、分けても頂点中の頂点であるさんまとタモリ、たけし、紳助の4強(?)による長期にわたるトップ独占状態というのは若手にとっては彼らが死滅するまで(苦笑)越えられない壁なのか否か、というのは個人的に気になる。みんな長生きするようになっているから、なんというか、芸人の世界も高齢化とともに上の世代がなかなか引退しないし死に絶えないわけであって(苦笑)、天井が支えているのはちょっと可哀相だなぁと思ったりする。
蛇足だが鶴瓶さんといえば、30日2.40amよりテレ朝系にて「朝まで歌つるべ」が放映されるので、気になる方は録画の準備をお忘れなく(年末恒例行事かと思ったらこんな時期にもやってるのか)。

別荘不要論

鶴瓶さんのハワイのコンドミニアムは年に一回くらいしか使わなかったせいで、管理人が勝手に住み着いていたことが発覚して愕然としたという逸話から、「別荘なんて無駄なだけちゃうの??」という一般論へ。誠氏ら、その都度豪華ホテルのスイートでも借りた方がかえって安上がりでお手軽だ、と指摘する。
利用目的だけを考えればその通りだろう。人の一生というのは自分で想定している以上にnomadな側面があって(思わぬ転勤とか予期せぬ転職とか色々)、別荘はともかくも持ち家を始めとする不動産幻想というのは、家に振り回されるといいますか、人生の選択肢を狭めて足枷となる場合もあるしな(先日放映されたNスペで、岡崎市に自宅を購入したばかりの松坂屋社員が統合に伴い大阪の大丸本店に出向辞令が下って「アイタタタ」となった一場面を思い出す)。
ただし、投資目的で不動産を購入するという場合もありうるから、一概に金満家の別荘購入を無益だと決め付けることもできない(もっとも、不動産は取引/管理コストが馬鹿にならないけれど)。鶴瓶さんのハワイのコンドミニアムにしたって、自己使用目的はままならないとしても、ここ数年好調であった米国不動産市況の恩恵を受けて投資としては大成功しているかもしれない。などという実態を知ったらまた誠氏は嫉妬するのかもしれませんが(苦笑)。

今週の(答が言える)クイズ

誠氏も参加した東京西田会(西田敏行氏のアドホックな飲み会)にお呼ばれした意外な芸人は誰か。西田さんとは映画「ザ・ラーメン・ガール」の共演で接点あり。ということは答は「前田健」でしょう。

キサラギ

誠氏、板井氏が高く評価していた映画「キサラギ」を鑑賞する。絶妙なストーリー展開を褒めちぎる。小栗旬の演技も賞賛の的に。一方でユースケ・サンタマリアによる宣伝口上はむしろ逆宣伝になっていやしまいかとの苦情を付け加える。こういう作品こそもっと多くの劇場で公開されるべきなのに、と残念がってもいた。
年明け1月9日からDVDリリースと同時にレンタル開始となるそうなので、近場で公開されていない場合はそれまで待ってみた方がお得かもしれない。

コンドームのマナー

先週に話題提起された「コンドームを前もって準備するのは男か女か」という問い掛け。
とある女性リスナーは、用意しておくのは男性で着けてあげるのは女性から、という手順が理想的というようなことを書き送るも、竹内氏曰く、「(その女性が)上手いこと着けはったらどうなんねんやろ(男は疑心暗鬼になってかえって引く??)」、あるいは「口で着けはったらどうなるやろ」(苦笑)などと妄想で切り返す。
その他コンドームにまつわる男性リスナー談として、定期券入れに付いていた丸い輪っかの跡を目撃したがために冷めただの、イボイボサックの着用を促されて一気に萎えるだの、という若気の至りを彷彿とさせる実にもったいない話が紹介された。

親子関係

次長課長河本準一がその生い立ちと家族の苦労話を書き綴った著作「一人二役」の話から、先週報道された16歳少女による父親惨殺事件の話へと及び、ちょっとした家族論。荒みゆく家族関係を憂慮。
統計的に見てここ数年に顕著な現象なのかどうかは不明なのであるが、印象論としては親子で殺し合っている事件が近年際立って目立つのは確かである。今週は今週でまた中3男子が父親を斧で殴るという便乗犯的な事件も発生したことだし...。当たり前だが離婚家庭かどうかなどというのは全然関係なくて、昨年の奈良の放火殺人事件もそうだが、むしろ両親揃ったごく普通の家庭で突発的に殺しへと短絡するところがかえって闇が深いという思いを強くするし、家族はすべての人にとって決して理想郷ではないと思い知らされる。あとは親子殺人に限らんけど、なんか最近オトコが狂って来てるのかなぁ、というイヤ〜な気分も沸々と(苦笑)。