末吉男のニコラス・ケイジ

今回は後半に松本美香がゲスト出演。

昼ドラ

先週からの続きで、「スイート10〜最後の恋人〜」の最終回オチに関して。
結局品川さん(笑)は、実は恫喝まがいに交際を無理強いしていたなどと弓子(三浦理恵子)の夫の前で嘘の芝居を打ち、敢えて自分が一人悪者になることで弓子と彼女の家族を壊さぬよう泥を被ったという美しいオチで終わったのであった。竹内氏がそれを誠氏に熱く語って聞かす。
竹内氏が先週あまりにも煽るもんだから、私も怖いもの見たさで最終回だけ拝見。話を聞いていてドラマの情景がありありと目に浮かぶようであった。しかし竹内氏も指摘していたように、夫の立つ瀬ないわー、これは。アホやん(苦笑)。基本的にパパママと呼び合っている段階で既に男女関係は終了しているのである。オチでは一応元鞘に戻って明るいファミリー復活というハッピーエンドではあるが、現実のケースでは、その後密会が再度ぶり返したり、夫婦はセックスレスに陥ったり、またそういうぎくしゃくした夫婦関係を敏感に察知した子どもがひとしきりグレてみたり、と一筋縄では行かないもんだろう。そういう後日談にこそ興味をそそられるという意味では確かに続編が期待されるドラマではある。絶対に夫婦で鑑賞できませんが(苦笑)。

映画あれこれ

映画「相棒」が大好評で一人勝ちの状況である件。「はぐれ刑事」シリーズの地味ながらも根強い人気と重なるという指摘がなされる。
一方で、マーケティング/キャスティング先行の「少林少女」や「隠し砦の三悪人」はいまいちパッとせず。「少林少女」など一部では製作サイドの自己満足に過ぎない糞映画(苦笑)との呼び声高い有様である。「恋空」の阿漕なマーケティングにしてやられた記憶が新しいせいか、さすがに観客もそうは簡単に踊らされなくなってきたのかもしれん。だとすれば、中身のある邦画界発展のためにはかえって好ましい傾向とすら言える。
リスナーからはNextを賞賛する声あり。平野氏曰く、オチは酷いらしいが。私はPhilip K Dick原作と聞いて思わず失笑。もう何回目やろ。ハリウッドもよほどネタに困っているのか。

今週のクイズ

某お笑い芸人の嗜好。1時間延々と罵倒され通した最後にキレて逆襲したいというマゾプレイを熱望するという。女王様は非常にしんどい目にあうことが予想されるそのようなM性癖の持ち主は誰か。

仮面ライダー

久々に松本美香がゲスト出演。平成仮面ライダーシリーズを話のネタにしたトーク・イベントの告知宣伝を兼ねて。
美香さんは「電王」が熱中するきっかけになったという(これはつい最近じゃないの)。実は竹内氏も結構な仮面ライダーファンで、なんとも風変わりであった「アマゾン」がお気に入りらしい。
美香さんは仮面ライダー好きの男性と交際したいと密かに夢想する。ところが、出会いを求めて仮面ライダー関連の映画やイベントに行けば、子どもどころか女性客ばかりで男など影に隠れてちっとも出会いのチャンスが広がらないことに業を煮やしている。心置きなく仮面ライダーの話ができる相手がほしいと明け透けに語るもんだから(苦笑)、語り相手となりうる男性希望者をサイキック青年団で募集してみることになった。私にはまったく理解不能な世界であった。