アサヒ芸能リア・ディゾン班

羽賀研二ネタと内山君兄の逸話は省略。

アサ芸に物申す

誠氏が週刊アサヒ芸能にて浅草キッドと上半期芸能界を振り返っての対談に臨む。いい機会なので、先々週来ちょっとした騒動に発展した例の「リア・ディゾンの具がちょろ見え」疑惑に関して、誠氏がそのネタ被りを叱責しようとアサ芸スタッフに詰め寄ると、「あれはリア・ディゾン班のやったこと」と妙なセクショナリズムを盾にするりとかわされる。後日当のリア・ディゾン班と思しきアサ芸スタッフから性懲りもなく「リア・ディゾンが『私は馬とSEXした』」(昨日発売7月26日号の記事)について感想を求められるというオチまで付く。当然断ったと(苦笑)。
誠氏、ネタが被って挙句にこちらが発信元として悪者扱いされるくらいならば「アサ芸ならびに東スポはいっそのこと(サイキック青年団の)番組スポンサーになってくれよ」と吼える。と正論を吐いているのも束の間、リスナーからは早速「2001年小向美奈子のトレカに映る黒ポチは乳首であるか否か」という新たな鑑定依頼が舞い込み、別のリスナーからは「オコメ券」語呂ネタ(今年はこれ一色やな(笑))の一環で進藤晶子の「キッコーマンっ子」発言を発掘され、またぞろアサ芸に付け入る隙を与えてしまったと反省しつつ苦笑することしきりであった。
今さらではあるが、どうしても例の写真を鑑定(苦笑)したい方は、各種アップロード・サイトに行くか、2chの適当なスレッドからリンクを辿るとよい。当該グラビア・ページを拡大した画像ファイルがあちこちにばら撒かれている(ただし通常のネット検索ではなかなか見つかりません)。私も行き掛かり上仕方なく(笑)拝見しましたが、竹内氏仰せの通り、どう見てもレースの類ではなく「具」そのものではないかと思う(Tバックみたいな下着を着ているためか小陰唇がペロリとはみ出しているように見える)。

映画関連

誠氏、「ダイ・ハード4.0」を鑑賞。息つく暇もなく中弛み無しの見せ場の連続で「すごい」を連発。しかし時間の経過とともに少し冷静になったせいか、よく思い返せば突っ込み所満載のやり過ぎシーンがてんこ盛りといった感想を漏らすようになる。マクレーン刑事が戦闘機に飛び乗るシーンでは後席のカップルが思わず「これはありえねぇ」とつぶやいたらしい(苦笑)。ここまで来るともはや5作目は(もしあるとすれば)宇宙に飛び出す等々常人の想像の範疇を超えるのではないかという領域に。私はまだ4.0は観てないのだが、誠氏らの議論を聴いているうちに、ひょっとしてこれは色々と派手な仕掛けをやり過ぎて図らずもコメディ化しちゃってるかも、という一抹の不安が脳裏をかすめる。
誠氏は「トランスフォーマー」(8月4日公開)の予告編も目にしたらしいが(公式サイトとかYouTubeでも観れる)、度肝を抜かれたとこれまた「すごい」を連発していた。大金を投じたなりのクオリティを発揮している娯楽大作として竹内氏も太鼓判を押す。逆に低予算でも存分に面白い作品に仕上がっている例として平野氏は「オープンウオーター2」(7月28日公開)を挙げておられた。しかし「トランスフォーマー」はまるでガンヲタ御用達の映画だな。ロボット変体CGIは確かに「すごい」がそれだけちゃうの??(苦笑)。女性客はちょっと抵抗あるんじゃないかと思うしデート鑑賞には向いてないぞ、きっと。アニメ・ファンには堪らんのかもしれんが...。
UPDATE (7/19): 「トランスフォーマー」の特撮秘話が「シネマトゥデイ」に掲載されていた。

告知その他

8月12(13)日の放送にて今年の怪談特集をやるとのこと。リスナーよりネタ募集中。ゲスト出演があるかどうかは不明。
8月サイキック・ミーティング大阪公演昼の部はまだ残席ありとのこと。早くも売り切れとなった夜の部は当日券が若干出る可能性。9月東京公演昼の部のゲストは例年通り浅草キッドに決定。昨年もそうだったが東京はたぶん昼夜とも当日券が出るんじゃないかと思う。

今週のマンガ

島根の弁護士」を取り上げ。テレビドラマ化されて先週14日に放映があった模様(私は見てない)。誠氏曰く、連ドラ化はその視聴率次第であろうとのこと。
本作の中身に入る前に、この作品に限らず近年テレビドラマではコミック原作への依存度が高まっているという状況を巡って少し雑談があった。特に現状を危惧する様子でもなかったが、堅実なヒットが欲しい局側のリスク回避の姿勢が方々でコミック原作を求めている側面もあるとの指摘。もはやオリジナルの脚本を書く人がいなくなっている、というか裏を返せばかつてほど需要がなくなっている可能性がある。
コミックヒット作への高依存体質は邦画業界もそうだ。鑑賞する受け手側からすれば、面白くて良質でありさえすればオリジナルだろうがコミック原作だろうが別にどちらでも構わないという理屈にはなるが、屋台骨に当たるプロットや脚本を他力本願してしまうという状況は、まるで一企業が競争の核となる部門を丸ごとアウトソーシングするようなもので、少なからぬ危うさを感じるのは私だけではないと思うのだが。コミック原作を全否定する必要はないにしても、業界の長期展望に立てばあまり好ましい傾向ではないと思う。
UPDATE (7/20): ドラマ版「島根の弁護士」の視聴率は9.6%であった模様(ソースはWikipediaほか)。額面通りならば連ドラ化は厳しい印象。「家政婦は見た!」特番と「受験の神様」初回に運悪く挟まれたという言い訳が通るのかどうか。仲間由紀恵の神通力に衰えが、というかこの人は元来どちらかと言えば地味で、それほど華があって演技力が備わった女優さんではないんだけどね。

今週のクイズ

あるお笑い芸人が飲んでいた店に、オンナを連れ立ったある男がやってきて「俺とつるめば(俺が連れ歩いているような)グレードの高い女と遊べるよ」とこっそりメアド交換を持ちかけてきた。その芸人とある男とは誰か。因みに、芸人よりも「ある男」の方が「こいつ何様のつもり」というほどに若い。

松竹芸能の雑誌

シンプレの渡辺裕薫氏がゲスト出演。松竹芸能の所属芸人をフィーチャーした季刊誌を編集担当として立ち上げ中ということで宣伝を兼ねて。一応今秋創刊の予定らしいが詳細未定で、価格とか発売時期も実はよく分かっていないらしい。「シンプレ新聞」に端を発しているとのこと。誠氏、立ち飲み処「たまやん」と桂小春団治氏(昨年ニューズウィーク誌日本版の「世界が尊敬する日本人100人」に選出される)を取り上げよ、と発破を掛ける。