風呂入りまへんのんかぁ

変形にやたらと時間を要するトランスフォーマーの変形ロボ玩具、および新規開拓下ネタ語呂「米粉(こめこ)まつり」(もうしつこいっちゅうねん(苦笑))の件は省略。ウルトラマンを巡るチャイヨー・プロと円谷プロとの泥沼紛争については「今週回顧」で先取りしたので、これもメモ省略。

お父さん

日和った(苦笑)誠氏、自身がゲスト出演した細木数子の「幸せって何だっけ」(22日放映、私は見てない)を自分でチェック。編集の妙味か、「上手い具合に和気藹々の雰囲気になってた」と自画自賛する。むろん、芸能界で禄を食んでいる以上、細木数子に楯突いて仕事を干されるというリスクは冒せないわけだが。
私を含めて見逃した方も少なくないだろうが、細木数子の番組ヲチブログ等から概要は知ることができる(例えば「北野誠 株で大儲け?しかしトラウマが・・・」など)。ここで視聴者から問題視されていたのは、例のお墓建て直しに関するアドバイス、というか脅迫めいた発言(「父親の墓を建て直さなければ、あんたは自殺する」云々)である(「帰ってきたら・・嫌なもの見た!」とか「細木数子のテレビ番組における墓石商法」などを参照)。
これに関して誠氏自身はサイキックでも特に問題視するような発言はしなかったのだが、実は「幸せって何だっけ」の収録前に、雑誌「幽」の取材で霊能者の方から亡父が背後霊で憑いているとか父の死に様(自殺された件)等を指摘されていたらしく、また夢枕に立つことも度々で、父親にまつわるそうした一連の不思議な体験を経て細木数子に対面することになっていたため、亡父の件に関しては(必要以上に)神妙にならざるをえなかった旨背景事情を告白されていた。そのようなシンクロニシティに何かしらを感じ取ったという個人的な心情も手伝ってか、細木発言を問題にするどころか、お母さんとお墓建て直しについて相談中と言っておられた。ここに至ってはもう他人には立ち入ることのできない領域だと思うので、「細木数子の墓石商法のお先棒を担いだ」などと非難するのはちょっと憚られる面がある(お父さんの壮絶な死を慮ると余計に)。それでも今回の「幸せって何だっけ」は一部にかなりの誤解を与えていることは確かだと思う。数年後に誠氏がこの番組出演を振り返って何を思うのか、単なる汚点だと思うかあるいは亡父に対する供養か何かの契機であったと感じるのか、は分からないが...。

なまなりさん

誠氏、前出「幽」の取材ではいつもの通り中山市朗氏とコンビを組む。その中山市朗氏の最新著書「なまなりさん」が紹介された。私は早速購入して一気に読んでしまった。せっかくの機会だから感想などは日を改めて明日書いておきます。
因みに私は丸善の東京・丸の内店2階で買ったのだが、「なまなりさん」はカルチャー・コーナーだったかに発見するも、同様の怪談奇談本である誠氏の最新刊「おまえら行くな。―北野誠怪異体験集 (続)」は「セックス・風俗」コーナーに置いてあったのを見て思わず失笑する(どんな分類やねん(笑))。ざっと目を通したところ「おまえら行くな。」は知った話が多かったので結局買わず仕舞い。すいません、誠さん。

大人気ないゴルフ

誠氏、キダ・タロー先生ほか石田靖らとABCゴルフ倶楽部にてプレー。プレー後御大を風呂に誘うことは御法度だと誠氏が石田靖らにお達しを出しておいたにも関わらず、「風呂入りまへんのんかぁ??」と石田靖が新喜劇モードのでかい声で思いっきり禁を破ってみせる。絶不調だった御大並びに誠氏のスコアを確認する際、「兄さん130(!)でしたよねぇ??」とこれまた新喜劇モードで臆面もなくロビー中に響き渡らせたと。このデリカシーの無さが石田靖独身の一因ではないかと妙に納得する、個人的に(苦笑)。

パソコン怖い

Winnyによる情報流出事件について。あるリスナーよりタレ込み。この方は、Winnyネットワーク上の流出データを監視・検分し、身元が判明したユーザにはウイルス感染の事実を連絡差し上げるということをボランティアでやっているらしい。なんでも、自身がウイルス感染によりWinnyで会社の内部情報を流出させてしまい、左遷の憂き目に遭うという経験の持ち主であるとのこと。
誠氏ら、「もはやパソコンに個人データ等を保存したままインターネットに接続できませんね」と恐れおののく。これはありきたりだが、パソコンの属性情報とかExcel/Wordファイルのプロパティーに個人情報を記録しないようにしておくのは最低限度の予防策ではないかと思う。重要なファイルを暗号化するというのも一つの手だろう。
ウイルスと言っても、「キンタマ・ウイルス」みたいに、WinnyとかShareを使っていなければまず感染することはなく、また感染したとしてもWinnyを起動しない限りは流出する恐れのないウイルスもある一方で、「山田ウイルス」みたいなWinny起動に関係なくばら撒く代物もあるから確かに厄介ではある。しかしこれとてWinnyで無闇にダウンロードして落としたファイルを無頓着に開きまくったりしない限りはまず感染することはない。要するに誠氏や竹内氏のようにWinnyを使っていなければ(と察しますが)それほど情報流出を怖がる必要はないと思う。もちろんその他の悪質なスパイウエアの類は要注意だが、これも怪しげなサイトを敢えて閲覧するとか不審なメールを開いてしまうとかしなければ感染確率は極めて低いだろう。でもあれか、竹内氏のように仕事の合間についついエロ画像を渉猟したくなるという性癖のお方は、アダルト・サイトで変なもんダウンロードしちゃってる可能性あるやなしや(笑)。

今週のマンガ

リメイク版「妖怪人間ベム」を取り上げ。第二次大戦末期ナチスの極秘研究開発の産物という背景を与えて新解釈の元に不定期連載中らしい。
妖怪人間ベム」と言えば、平野氏が懐かしんでいたように、今は大体30代後半以降の年齢で、夕刻6時台放送のアニメ版を幼少期に観ていたファンは多いのではないかと思う(私もその一人)。このアニメは本当におどろおどろしくて子供心に身震いするほど怖く、私は結局ほとんどのエピソードを毎回まともに最後まで見通せなかったことを思い出す。このリメイク版はそのおどろおどろしさに更に磨きが掛っているとのこと。そのうちアニメ化されるのだろうか。

今週のクイズ

竹内氏のタレ込み。ある人が、とある女性タレントと知り合いになり、交際しようかどうしようかと友人に相談するともなく伝えると、「あの子は(セックスに関して)ちょっと特殊な趣味があるから止めておいた方がよい。しかもみーんな知ってる」と言われた。バラエティー番組にもよく出演しているこの女性タレントとは誰か。(性癖は「アムラー」に語呂合わせしていたけど何なんだそれ。アナル・セックスのこと? 是非ともサイキック・ミーティングで解答を確認したい...)

健さん

一時期引っ張りだこだった大原麗子は最近とんと見かけなくなったなぁという話から、一方で同じベテランの西田敏行さんは未だに見境も無く(苦笑)仕事請けまくってる点を比較対照。更に西田局長の対比で高倉健さんの話へ。西田局長が出てくれたくらいだから、健さんにサイキック・ミーティングのオープニング・ビデオ出演を依頼できへんやろか、と妄想を繰り広げる。平野氏曰く、バラエティ等の細かい番組に出たとしても、西田さんなら「頑張ってはんねんなぁ」と微笑ましくもあるが、硬派イメージが出来上がっている健さんの場合は「(金銭的に)困ってはんねんな」という哀れみの情を催すことは否めない、と喝破する。
仕事量に関しては、健さんのところは個人事務所だからマイペースでいいんだろうが、西田さんの事務所は西田さん以外にパッとしない2人を抱えているから、もうそれだけで色々とスタッフ等オペレーション・コスト(苦笑)が嵩む中で西田さんのギャラを当てにし切っている事情もあるのだろう。つまり事務所の事情が仕事を厳選できなくさせている可能性があると思われる(結構辛いな、これは)。