(余談) サイキック的今週回顧

単なる偶然だが、先週の奥菜恵に引き続き、岡本綾が休業との報には「あら、どうしちゃったの」と思わされる。記事によれば、「女優として内から引き出すものが無くなり、表現者としての限界を感じている。一度、自分自身を見つめ直す時間がほしい」という相談があったとのことだが、俳優としてのこうしたある種のスランプあるいは自問自答の苦しみは、例えば今持て囃されているU-21女優とて無縁ではなく、恐らく20代半ばから30歳手前に差し掛かる頃に十中八九ぶち当たる壁じゃないかと思う。これに関して図らずも沢尻エリカがラジオで良いことを言っていたな(下記に続く)。

  • 沢尻+長澤ラジオ対談の件。あまり大っぴらには言えんけど(苦笑)、関西人は、既にネット上で方々放流して頂いている録音ファイルをどこかで拾えば聴くこと可能。私は沢尻エリカの素のしゃべりがどんなものか興味あったのでひっそり聴いてみたのだが、彼女が予想外に大人っぽい雰囲気を醸し出していたのには驚いた(声がFM放送によくマッチしているウィスパー・ボイスに近い)。長澤まさみもそれにつられてか落ち着いた感じで、二人とも仲良くなれそうだなぁと微笑ましい印象すら受ける。年齢は1歳しか違わないのに姉御肌の沢尻がぐんと大人びていて会話を終始リード。自己投資としての一人旅の効用、一人になって考える時間を作ることの意義、つまるところ女優として内実を磨くことの大切さ等をまるで自分に言い聞かせるように切々と語る。大したもんだわ、「オメコ女優」などと言ってごめんよ(苦笑)。これを機会に、沢尻会長澤会云々などという根拠のない、目にするだけで気恥ずかしくなるような妄想記事が鳴りを潜めてくれることを願う。
  • コムスンからケツに火が点いたグッドウィル・グループの迷走。当然ながら株価急落の憂き目に遭っているが、万一誠氏が保有していたらまた目一杯愚痴を聞かされる羽目になるのだろうか(苦笑)。それにしてもこれまたライブドア事件の既視感。新興市場、大丈夫か??
  • ドラマ「帰ってきた時効警察」が早くも昨晩で最終回を迎える(首都圏)。深夜帯にしては珍しいほどの高視聴率だったようなのでそれが理由ではなく、もともとスタート当初から短期終了の企画だったのだろう。でも今シリーズを見て、さすがにマンネリ化してきたというのが率直な感想。ネタ切れの問題もあるし、企画サイドもマンネリを見越して短縮したのだろうか。もはや3シリーズ目は考えにくい、というか個人的にはちょっと勘弁してほしい。
  • 女子高生が学校のトイレで赤ちゃん産み落とし事件。いやはや、これは女子高生本人よりも親御さんの苦労が忍ばれるわ。通常ではありえないかもしれないが、まさか本人も妊娠に気付いていなかった、なんてことは...。
  • BUBKAでスッパ抜かれて週刊文春の今週号にも取り上げられた、元オリンピック代表スノボ選手の今井メロがホテトル嬢をやっているのではないか、という疑惑騒動。文春を若干立ち読みしたところ、ホストに入れあげた挙句の果てというのがオチらしいが、理不尽な鉄拳制裁を厭わない元コーチ役の父親との関係に加え、複雑な家庭事情や学校でのいじめ等々生育環境も少なからず影響しているのかなぁと(むろんオリンピック前後にマスコミに揉みくちゃにされたことも心に影を落としているだろうけど)。娘さんの人格あるいは価値観形成には父親が世間一般で思われている以上に計り知れない影響を及ぼしているということの一例かも。
  • 上記2件で思い出したこと。年頃の娘の教育は親にとって気が気でないわけだが、海の向こうでは居てもたってもいられない父親達が父娘の「貞操宣誓式なる儀式までおっ始めていると。娘は父親の「所有物」ではないという批判は免れないにしても、気持ちはよく分かります(苦笑)。