(余談) サイキック的今週回顧

今週は松岡農相自殺事件ZARD急死(怪死)事件で他のすべてのニュースが霞んでしまった感のある1週間であったような気がする。次回放送でもこの2つは素通りするわけにはいかんだろうな。

  • 政治家の自殺事件では付き物だが、案の定松岡農相自殺事件では一部で謀殺説が流布。小説ネタとしては面白いけどまるで根拠なし。死者に鞭打つようで悪いが、ああいう虚勢張ってる風情の政治家(あるいは組織の上層部など)は意外に精神的に脆いもんだなと痛感させられた。エバってる奴は些細な弱点を突っつくだけで狼狽、ポキッと折れる。日常の交渉術に応用可能だと得心する(苦笑)。
  • 死ぬ人がいる一方で辞める人もいる。藤本美貴モー娘。脱退などもはやどうでもよいが(苦笑)、奥菜恵の突発的な引退には驚かされた。洋の東西を問わず、本当に始末に終えないのは芸能界それ自体よりも芸能マスコミだろうと思う。些か同情するよ。
  • 藤原紀香陣内智則の結婚披露宴中継が関西地区で視聴率40%を記録の件。もう関西人はアホかと(苦笑)。陣内は知らんが藤原紀香なんかとっくに賞味期限切れとんねん。
  • ミスユニバース森理世さんが優勝、日本代表48年ぶり快挙の件。この方自身にケチを付けるつもりはないけれど、いかにもミスユニバース受験対策用の容姿であって、そそられまへんわ。なんかニューハーフと紙一重ではないかと(苦笑)。
  • 映画関連その1。公開前から気になっていた「毛皮のエロス」を鑑賞。ちょっと物足りず。ところでベッドシーンで一瞬垣間見えるニコール・キッドマンの下膨れが酷かった(笑)。オッサンばりに腹が出てる。臀部もブヨブヨに見えた。やっぱり寄る年波には勝てないのか(といっても40歳だからまだまだのはず)。ということはお顔の方は(省略)。
  • 映画関連その2。カンヌ出品作の邦画が続々と公開中。「監督・ばんざい!(すまん、これは出品作じゃなかった)と「大日本人」。個人的にはまったく観る気がしないんだな、これが。平野氏はどういう批評をするのであろうか。日本のマスコミは純粋に作品の良し悪しではなく監督のネーム・バリュー(=権威)のみで思考停止しているから、おべんちゃらコメントばっかりで当てにならない。松本人志その夜郎自大ぶりが2chで揶揄されていたようだが。北野武の「最近は感動して泣かせるバカな映画が多すぎる」という発言には大いに共感を覚えるけど肝心な彼の作品は一体どうなのでしょうか。一方グランプリを取った「殯の森(もがりのもり)」は下旬公開。昨年の「ゆれる」とか「かもめ食堂」などにも代表されるように、良質かつ斬新な邦画はもう女性監督に期待するしかないのかなぁとも思ったりする。