渇望される新幹線ヌキサービス

ノック先生逝去

先週末に飛び込んできた横山ノック氏死去の件。関西芸能界では不死身のイメージがあった(それほどに元気な印象が強かった)らしいので、誠氏をはじめ意外感を持って受け止められた様子であった。
決して許されるわけではないけれども、あのセクハラ事件さえなければもっと長生きしておられたに違いないと誠氏はしみじみと振り返る(たった一つの出来事を契機にそれまでピンピンしていた人が急激に老け込んで急逝というパターンはよくあるよな)。そういう意味ではノック氏の人生に相当なダメージを与えたことは間違いないとの認識を新たにする。結局、知事選の地滑り的大勝で慢心が高じて晩節を汚してしまったツケが回ったのだと。合掌...。

ホテリアー

竹内氏がドラマ「ホテリアー」の初回を見て激昂する。劇中、ホテルの社長がのたまう「どんなに傍若無人なお客に対してもお客様第一で接しなさい」とのアドバイスにブチ切れる。「ありえん。こんな客は放り出したらええやん。そんなアホみたいな誤ったメッセージを流すなよ」。これには竹内氏の個人的な苦い体験が絡んでいた。かつてルームサービスでカレーを頼んだのに間違えてピラフを持ってきたので単に誤りを指摘しただけにもかかわらず、「もう来るなというような扱いやった。所詮そんなもんなのよ」と恨み節。いや「そんなもん」は標準でもなんでもなく、単純に酷いと思うよ。あるいは竹内氏の文句の言い方が悪かったのかどうか。
蛇足。ドラマの話が出たついで。先月、慣れないにもかかわらずドラマ寸評で、武田鉄矢主演の「夫婦道」は低視聴率に喘いで苦戦するであろうという旨書いてしまったのだが、苦戦するどころか安定的に上位をキープしている様子。私の読み誤りを認め、武田鉄矢ファンには謹んでお詫び申し上げる(苦笑)。まぁ制作者サイドはともかく、少なくとも視聴者としては誤差含みの視聴率動向なんぞに一喜一憂する必要などどこにもないのだけれど、と言い訳してみる。

スパイダーマン

GW中に竹内氏が「スパイダーマン3」鑑賞し、平野氏も交えて感想談義で大いに盛り上がる(今回放送の前半大部分はスパイダーマンで占拠された)。特撮ファンの竹内氏らしく、VFXに関しては大絶賛で、「観る価値あり」と太鼓判を押す。ただし、ストーリーは相変わらず「チマチマしている」上に突っ込み所満載とのこと。それを聞いた誠氏は「ほんまに面白いんかぁ??」と若干怪訝さを隠し切れず。
誠氏がプレミアム試写会の招待状を貰ったという「パイレーツ・オブ・カリビアン」の人気を凌ぐ勢いでヒット中らしいが、私はどちらにしてもこういうハリウッド売れまくれ作戦のマーケティング大作映画はもう生理的にダメなもんで、上記竹内氏らのスパイダーマン談義を聴いていてお腹一杯になってしまった。お金を掛ければ映像美は極限まで追求できるだろうけど肝心のストーリーがつまらない劇映画っていうのも...。因みに私は「バベル」を観ましたよ(これについては日を改めて)。

今週のクイズ

結構いい年齢なのだが整形絶賛継続中の女優さんを発見。それは誰か。

ディズニーランド

ディズニーランドそっくりの例の中国国営遊園地の件。誠氏、彼らの開き直りように茫然自失。このままでは「北京オリンピックのボイコットもありうるよ」と忠告してみせる。その一方で中国人の2割程度はどこ吹く風という認識のようだが。
かの国で著作権侵害が深刻になっている一例として、ウルトラマンのDVDボックスセットのコピーがあちらでは900円で売り捌かれているらしいとの状況を指して竹内氏が大いに嘆息す(そうしたコピー品を安値で仕入れてネット販売する日本の闇業者が時々摘発されたりもする)。また悪名高いブランドものの模造品製造販売に関して竹内氏曰く、彼らは「本物以上に本物らしい模造品を作るからタチが悪い。日本の業者のパチモンなんかまだ可愛いらしいもんやで」とあきれ返っていた。これは使っている(横流ししている)素材が本物とまったく同一の場合があるからどうしようもない(苦笑)。有名ブランド品を中国で委託生産する場合のリスクの一つかと。

付加価値

リスナーからのタレ込み情報。とある理髪店では高岡早紀崩れの(笑)エロっぽい女性店員が胸等を密着させて髪を切ってくれた。これはその種の付加価値サービスなのか、と。類似例として、ビールなどの飲み物を提供してくれる床屋さんに遭遇したことがあるとの個人的な体験談を平野氏が語る。そういえば、なんでもありの中国では風俗床屋が大っぴらに営業してまっせ(次回放送でリスナーからの目撃・体験談が寄せられるかもしれないが)。
それで話は、出張サラリーマンの皆さんのために「新幹線に個室ヌキサービスを導入したらどうよ」とかいう、女性リスナーはもはや聴くに耐えない(苦笑)ゲスい妄想にぶっ飛んでしまった。残念なことに肝心の新幹線個室車両はもう廃止されているけれど...。