チャッチャッ感があるイクデカ

先回の予告通り、松本美香がゲスト出演。
清水健太郎格闘技デビューの件および狩人年内解散の件は省略(今となってはそれほどニュースバリューのある人たちとは思えんのだが)。

懐旧

愛染恭子暴行事件。「久しぶりに 愛染恭子の名前を聞いたな」と皆して懐かしむ。
話題に上がった、かの処女膜再生作品は「ザ・サバイバル」(84年)というやつ。個人的にはこの方の代表作といえば山本晋也監督作品の「未亡人下宿」(84年)をおいて他にない。先日都知事選に立候補した桜金造バンカラ学生役で出演、タモリ立川談志所ジョージらもカメオ出演している記念碑的な作品で、コメディとしても十分鑑賞に堪え得る。ただし、80年代旧作ビデオはほとんどDVD化されていないので、今から観ようと思えば、レアもの扱いで高価な割には画質が保障されない中古ビデオを入手するしかない(合法的には)。

ジャニヲタ談義

松本美香を交えて。彼女が先ごろ刊行された「ジャニヲタ 女のケモノ道」を話のネタに、ジャニヲタの生態についてひとしきり。出版記念イベントについては松竹芸能のサイトを参照されたし。
写真撮影御法度などジャニヲタの間で成立している暗黙のルールというのがなかなか興味深かった(仲間内の暗黙知だからジャニヲタ以外の一般人は見当が付かない)。モーヲタとの合コン等その他の話題については著書の内容と重複していると思われるので、ここにいちいち書き記すのは止めておく。

今週のクイズ

来日飲み会時、周囲にモデルの女をはべらせているのをよそに、2時間半もの間ひたすら窓ガラスに映る自分の姿を見て髪を直したりしていたナルシストな外タレは誰か。

バーにて

先週の続きで女性の一人飲みについて。松本美香も一人飲みにはまっていた時期があったらしいが、基本的には出会いを求めるというよりも一人になれる時間を作って酒を嗜むというのが目的であったとのこと。誠氏もバーで一人飲みする際は見知らぬ人から声を掛けられたり干渉されるのを嫌うらしい。
日本ではアメリカで言うところのシングルズ・バーというのが一般的ではないと思うので、下心ありきで一人飲みしても勘違い野郎と馬鹿にされるのがオチなのかしらん(ちと寂しい)。

熟女世代

誠氏のバーでの逸話。「やっぱり年下がいいのよね」と呟く30代後半の女性に違和感を抱く。「松田聖子世代」と一括りにされることによる幻想の拡大。「根拠のない自信はどっから来るねん」。バブルの残滓なのか、と。
先月放映されたNHKスペシャル松田聖子 女性の時代の物語」を誠氏らがやや批判気味に検証する。取材対象となった「松田聖子世代」(要するにフツーのおばさん)の背伸びしている様に違和感を感じると敢えて激白、「普通じゃいかんのか」。あの人たちにとって松田聖子は同志的な心の支えというかある種の「お守り」みたいなものであり、わが身を省みず松田聖子みたいに華やかな存在でいたいとか思っている人はたぶん少数だろう。この談義からなんとなく漂ってくる「フツウの人は年相応でいろ」というような批判は年齢にやたら敏感な日本的常識論であって、人々をこじんまりと萎縮させるに十分だ。男女問わずハジケたい人はハジケればいいじゃないの(苦笑)。ただ、このNスペで「聖子世代」一般人の取材断片はドキュメンタリーとしてはまったく余計だったと思う(松田聖子だけにフォーカスすればよかったのに)。そのイライラ感は共有する。

高岡早紀

高岡早紀のオトコ遍歴について。松本美香曰く、すべてポンチ感のあるオトコに走っているので女性から嫌悪されていないのではないか、と。次は押尾大先生あたりかと妄想してみる。竹内氏、「(オトコを狂わして潰してしまうような)魔性の女という感じがしないのよ。(セックスは)チャッチャッ感があるわけよ」と、不思議にも的確な指摘に思えてくる妄想批評を展開する(苦笑)。終いには、騎上位でハメている最中に真犯人を思い浮かぶ彼女主演の刑事ドラマ「イクデカ」(笑)なる妄想企画に自ら惚れ惚れとする始末。