驚速の進歩を遂げるズラテク

特番ロケや取材で多忙な日々を送っているらしい板井氏が久しぶりに登場。
世間を騒がせたヴァージニア工科大の銃撃事件など何事もなかったかのように素通りしてくれたが(苦笑)、いや、それでこそサイキック青年団だ。ニュースショーやワイドショーと同じことやってもつまらないからな。

的中

爆笑問題の田中が100万馬券的中で800万円弱の払い戻しの件。誠氏の周囲でも、構成作家の平井氏や井崎脩五郎氏が件の穴馬が狙い目などと公言していたにもかかわらず、土壇場で買わず仕舞いで大当たりを逃がしていたらしい(誠氏は枠連で釣り上げたみたいだが)。「言うと買うとでは大違いや」とギャンブルの奥深さを噛み締めると同時に、有言実行の田中氏を賞賛する。
私は田中氏が恐れず怯まず大穴狙いに徹しているところがとても気に入った。ギャンブルは穴狙いじゃないと長期的には生き残れないので、田中氏の賭けスタイルはギャンブラーとして正にあるべき姿だと少し惚れ込む。実際には負け込みリスクが相当キツいので、低配当の無駄な賭けを無視して穴狙いを貫き通すことは鉄のような意志を持った人でないと無理だと思う。
蛇足。配当金800万円弱の半分を税金で持っていかれるというようなマスコミ報道が見られたが、これは正確ではない。ざっくり言うと、約半分の金額が課税対象になるというわけであって、最高税率50%が掛かるとしても、税金として召し上げられるのは配当金の約25%となる。詳細は雑所得の所得税計算方法を参照されたし。

吉本興業の宿痾

誠氏、「探偵ナイトスクープ」の新探偵役たむらけんじ(たむけん)と番組の打ち上げに参加する。たむけん、吉本興業の阿漕なギャラのピンハネ内情を吐露。焼肉屋を営んでいるのはそもそも手取りギャラだけではとても生活できないという事情があってのことらしい。週刊新潮はしつこく中田カウス問題を追及中。本当にしつこい(苦笑)。

あぶく銭

「リッチーノ」と勝手に呼んでいる金持ちの御用達雑誌を目指しているらしいZINOを散々茶化したついでに出た話。誠氏が浅草キッドの玉ちゃんとの対談で聞き及んだ逸話。20年前のバブルの時代に百瀬氏と知り合いの古本屋のオッサンが株取引で600億円(真偽不明)を築くも、湯水の如く散財し、バブル崩壊と同時に下手なナンピン買いなどもやった結果すべてが吹き飛ぶ。オッサンは行方不明。そのカネはどこへ消えたんやろ...。
600億円に達した段階で株をすべて売り払って現金に代えていれば、銀座で豪遊していたとしてもたぶん財産は残っていたと思う。問題は株で資産を持っている限りはある意味ペーパー上の数字に過ぎないということで、例えばそれを担保に借金などして散財しようもんなら逆境に入った時目も当てられない事態に陥る。偶然だが、アメリカのドットコム・バブル崩壊における似たような教訓記事らしきものがNY Timesに掲載されていた。

毛髪イノベーション

ドラマ「冗談じゃない!」出演の草刈正雄氏があまりにも「自然」な件で、ここ10年20年のズラ・テクノロジー(笑)の驚異的な進歩に関して話は盛り上がる。
当然ながらプロピアが話題の中心となったが、これとは別に先日私は SUPER MILLION HAIR なるものを発見し、どう反応してよいのやら(驚嘆すべきか爆笑すべきか)困ってしまったのである(苦笑)。これはなんと塗(まぶ)すだけでよいらしいのだが、さすがにバレバレってことはないのでしょうか。

今週のクイズ

とあるCMで1億5千万という本邦ギャラ最高額が出たと。誰の何のCMか?(日本人タレントじゃなくてハリウッド・スターですかね...)

今季ドラマ評

各局とも新春ドラマで勢力を使い果たしてしまい、これといった目玉作品がない状態の今季ドラマに関して感想諸々。
特急田中3号」で遂に鉄ちゃんも日の目を見るのでしょうか、とリスナーよりタレ込み。サイキック関係者の間では認知度が低くて誰も観ておらぬよう。やっぱり女性視聴者を突き放してしまったせいか、二話目は視聴率10%割れで苦戦中。竹内氏指摘のように、ここは濃いテツネタを仕込んでマニア受けを狙いに行くほかないように思われる。視聴率動向に恐れをなして、途中でテツに徹し切れずに日和るのが一番よくないと私も思う。
生徒諸君!」は意外にも鑑賞に堪え得るとの評。内山理名の力の入れ具合が伝わってくるとのこと。内山理名が苦手な私は観ておらず。ただし、初回から視聴率10%割れで今季連ドラ中最低の成績。U-21女優の台頭で内山理名の存在自体があやふやになっているのが痛い。今まで何をやっていたのか。
「バンビーノ!」は市村正親篠原涼子の繋ぎで出ているな、との穿った見方(恐らく今秋に「ハケンの品格」続編が企画されるであろうとの読みに基づく)。私も初回を少し拝見したがなかなか面白そうではある。しかし同時連載中のコミックが原作というのは私にとっては興醒め以外の何物でもなく、視聴継続はあきらめる。そうでなくとも料理ネタはもはや使い回し過ぎの感。
プロポーズ大作戦」は、山下・長澤の旬のコンビで眩いばかりと平野氏が絶賛する。そうすか(苦笑)。力量はともかく山下・長澤コンビが旬であることは認めるが、肝心なストーリーはどうなのよ。まぁ好みの問題は如何ともし難いのでこれ以上苦言をたれるのは止めとく。日本のドラマはキャスト次第で釣れるという見本。

音痴

優香出演中のCM。板井氏、「このおいしさで、カロリーオフ」の音痴フレーズに苦笑する。もっとも、その音痴ぶりがかえって印象的でCMとしては成功しているとの見方も。
これは何回も再生して聴いてみたけど、「本当の」メロディーそれ自体が妙チクリンな感じもするので、違和感の発生源を優香のせいだけにするのは少々酷かと。彼女が音痴というよりも、そもそも歌うための発声がなっていないためではないかとも思う。いや、それを音痴と言うのか(苦笑)。

消耗品としての歌手

誠氏、お気に入りらしい矢井田瞳のライブを見に行く。最近の歌手(特に女性)の歌唱力の高さは疑う余地がないほどであるが、それと反比例するかのように歌手の消費サイクルがどんどん短くなっていることを憂うような話へ。アンジェラ・アキ等が出現し、矢井田瞳ももはや一昔前の歌手という印象を拭えないと。個人的にはdivaそのものが食傷気味。器楽で勝負する人が出てきてもいいのになぁ、と思ったりもする。
歌手の消費サイクル短縮化の話の延長線上で、竹内氏曰く、かつてカリスマ的な存在でもあった尾崎豊がもはや今の若い世代には通用しなくなっているという話題。ネタ元は朝日新聞の記事かと思われる。時代状況が変われば受容のあり方も変わるのは当然。「今の若者は...」みたいな陳腐な批判は止めたほうがよい(さすがに竹内氏はそんな奇麗事はコメントしなかったけど)。

ジャニヲタ参上

来週は松本美香近著を引っ提げてゲスト出演の予定。なんと言うか、「継続は力なり」を地で行く人(苦笑)。