オヤジ世代の悲哀を語る

更新が遅くなってしもうた。

バラバラ

まるで流行のような(苦笑)バラバラ殺人多発の件。打たれ弱くてプライドが高過ぎるゆえに、人間関係も「勝ち負け」(あるいは損得)に異様に拘泥し、「負け」を認めざるを得ない状況が発生したら相手そのものを消去するしかないというこの発想の幼稚さを非難しつつも、実は眉をひそめている我々にしたって紙一重かもしれないとの指摘。キレて一線を越えるか否か、日常の人間関係なんてものはかなりギリギリの危ういバランスの上に成り立っていることが痛感される、と誠氏。個人的には、無理して見栄張ってるとかプライドが非常に高い人(あるいは家族)とは付き合わない方がよいかもしれぬと思う。何気ない一言でバラされたらかなわん(苦笑)。
因みにバラバラ殺人と言えば、その残忍かつ鮮やかな(?!)手口で世間の度肝を抜いたのは、例の「愛犬家連続殺人事件」である(番組中でも少し言及あり)。7、8本もの牛刀を使ってバラす、鼻歌混じりに死体を解体しつつコーヒーを飲む、人肉は細かく裁断してサイコロステーキ状にし、内臓とともに川に流す、骨は臭い消しに醤油を混ぜてドラム缶でじっくり焼却して灰にする、大量のバスクリンで風呂場の後始末をする...。人間を「透明にする」とはこういうことらしい(苦笑)。

お父さんしみじみ (1)

竹内氏より親父バンドの「藤岡藤巻」が紹介される。おじさん、お父さん世代のペーソスを歌い上げる懐かしのフォーク・デュオといった趣だ。サンプル曲として「娘よ」がかかる。優しくされた六本木のママに入れあげ、中国人マッサージ師に想いを馳せるも、結局は騙されるやら邪険にされるやらというオヤジ勘違いの悲喜劇を淡々と歌う。誠氏も賞賛していたように、ユーモアたっぷりな歌詞は正に秀逸。曲調はさだまさしの「案山子」に似ておりました。

お父さんしみじみ (2)

誠氏、西田(敏行)局長および行き付けの床屋さんとの会話より。子供が巣立った後の夫婦二人きりのぎこちない関係が話題に。嫁はんがうざい(その逆も真なり)、なんだか家に帰りたくなーいという心情を吐露される。辛うじて腐れ縁だけで成立しているような熟年夫婦の実情を垣間見る。こんな(ネガティブな)話ばっかりしているから板井氏筆頭に(苦笑)周囲の若い者は結婚しなくなるんやなぁと誠氏。
結婚って何なんでしょうね(笑)。日本は夫婦間セックスの回数が国際的に見て極端に少ない、あるいは最近セックスレス夫婦が増加している等の報道記事を読むにつけ、この国では一般的に言って結婚から性愛が抜け落ちており、子供を産み育てる共同プロジェクト以上の何物でもないというビジネスライクな、ドライな関係の行く末がオヤジの悲哀ではないかという感想を持ったな。それでその性愛の部分は、六本木のママか中国人マッサージ師か知らんが(苦笑)、結局婚外関係に求められるのである。だから結婚相手の条件としては、誰もはっきりとは言わないみたいだが、案外セックスの相性が上位に位置している必要があると思う(十分条件ではないが必要条件だろう)。

お父さんしみじみ (3)

おしっこの勢いが弱くなってくるのもオヤジの悲哀の一つだという唐突な(苦笑)指摘。誠氏は筋肉の衰えを原因にしていたが、これは誤解。一番の原因は前立腺の肥大です。男性特有の悩み。

今週のクイズ

石原真理子の暴露本ヒットに気をよくして双葉社があちこち打診しているとのこと。ネクスト候補は誰か?

人妻ブーム

風俗はいまや人妻一色の件。かつてブームであった「女子大生」は見る影もないと(竹内氏曰く供給過剰に陥ったことも一因)。人生の酸いも甘いも知り尽くした人妻熟女だとオトコは身を預けられるし気を遣わなくて済むというメリット、また女子大生クラスでは小生意気に感じられて敬遠される傾向にあるのでは、という指摘。
昨今の「モテ/非モテ」論争を眺めていても感じるのだが、争奪競争が最も激烈と思われる20台前半程度までの我侭な小娘連中(いわゆる恋愛強者世代)と付き合うことに対して、オトコはもはや嫌気が差したというかイチ抜けしたいと思っている世相の裏返しが人妻熟女ブームではないかとも思う。そういう意味ではU-15人気も同根であると考えられる。その究極が二次元萌えというファンタジー

寺島しのぶ

マスコミは演技派として持ち上げるも、「愛の流刑地」濡れ場出演の寺島しのぶって果たしてどうよ、という話。確かに「床上手でしょう」が、「美人かぁ??」と率直な疑問をぶつける。はっきり言ってこの人は親の七光り効果が大きいよ。あとは誠氏らも指摘するように、いまや貴重な濡れ場OKの女優としてのポジションを確立しつつあるという点が評価されているのだろう(ただし濡れ場ばっかりだと早晩飽きられる可能性はある)。
映画「愛の流刑地」に関しては、竹内氏曰く、「怪獣映画としては見たいけどエロ映画としては見たくない」(苦笑)。男性よりもむしろ女性受けする作品であろうと分析する。それで思い出したが、とあるシネコンでは女性専用上映をやるとの報道もあった。
追記:鑑賞前の身分としては「超映画批評」のレビューが参考になった。曰く、「この映画の一番の緊張感は、『次のハダカはいつなのか』と身構えることによって生まれている」らしい。こりゃ日活ロマンポルノだな(苦笑)。

カップ

リスナータレ込み。若い男女カップルが道の真ん中で軽い喧嘩かと思いきや、男がいきなり女の腹を殴った挙句に、「殴られたお前より殴った俺の方が何倍も痛いねんぞ」とほざいた。女は平身低頭で「ごめんね、私のせいで辛い気にさせて」と逆ギレならぬ逆萎え状態に。これ以外にも最近は若い男女の暴力的な肉体言語コミュニケーションをよく目撃するという話。
いわゆるデートDVだめんず。誠氏ら、女性を拳骨で殴るなど想像もできないと絶句していた。殴られることで「自分が相手に必要とされている、愛されている」と勘違いしているのであろうか、と深層心理を分析しておったが、理解の範疇を超える。いや、まったく殴る方が100%悪いです。

劣化アイドル再び

元ねずみっ子クラブの山崎亜美がSODからAVデビューの件(SODデビュー前からAV出演の噂あり)。誠氏ら、パッとしない元アイドルからAVという流れがすっかり確立されてしまったと少々嘆き口調。「(裸になったりTバック履いたりと)こんなんで『頑張ってる』と言われてもなぁ」。
山崎亜美は母親が元芸能人らしい。先日触れたTバックU-15モデルの泉明日香の母親もそうだった(偶然だがこの2人は相似形だと感ずる)。詳しい家庭事情は知る由もないし、やるのは勝手だけども、お二人とも母親の見果てぬ夢を過剰に仮託された末の「犠牲者」という印象を否めず、痛々しいことこの上ない。母娘関係は、一見仲が良いように思えても、注意してないと母親の過干渉で娘が良い子を演じようと言いなりになって、結局燃え尽き潰される例が少なくないからなぁ、と気味悪さを覚える。本来はここでオヤジの出番なんだが(苦笑)。