(余談) 稲川X誠 怪談

昨晩深夜から早朝にかけての「"ラジかるッ"スペシャル キャバ姫'06夏祭り」における誠氏と稲川淳二氏の怪談コーナーについて。
はっきり言って期待外れであった。わざわざ見るほどのものでなし。いかにも水商売風なケバいキャバ嬢を適当にかき集めてのゲームとクイズ大会バラエティという低予算かつこれ以上ないというほどのダラダラ低俗番組に組み込まれたわずか15分程度のコーナーであったから、そもそも期待する方が間違っていた。まぁねぇ〜、誠氏がサイキックで「是非見て下さい」と告知した番組はことごとくハズレが多いんですわ(苦笑)。
内容は、概略以下の通りであった:

  • 一番手は誠氏、例のフロントページ益田博隆君が廃墟内で撮影した肩越しの幽霊ビデオ。もちろん何度見てもある程度は戦慄が走る映像ではあるが、2、3年前にTVで大々的に放映されていることもあって感動は薄い。稲川氏の分析では、恐らく首吊り霊ではないかとの話。
  • 次に稲川氏。「生き人形」の話をするかと思いきや、別のエピソード。時間の都合でそうせざるを得なかったのだろう。「生き人形」の話はとことんやり出したら最低でも30分はかかるし...。出したネタは、行方不明の先輩の話。ある日その先輩から稲川氏に電話があり、先輩が住むマンションで子供達の声が聞こえる怪現象があるという話をしている途中で、どうやらその「子供達」が先輩の部屋に侵入。電話口から子供らしき声で「このおじちゃん、寝てるの? 死んでるの?」という話し声。先輩の応答なし。友人に確認取ってもらうも、実はその先輩は当日居宅にはおらず山形に行っていたとの報。以来先輩とは音信不通、行方知れず。はぁ〜、これ聞いたことある(苦笑)。もう4年ほど前からのネタじゃないかと思われる。

とまぁたったこれだけのことであった。実にアホな日テレ。この季節に深夜帯で対抗裏番組を作るのであれば、いっそのこと芸能人の実話怪談だけで3、4時間ぶっ通しやってみればよいのに。昔テレビ朝日の「プレステージ」という濃い目の深夜番組では確かそのようなことやってましたで。