(余談) 死のトンネル

懲りずにYouTubeで偶然に発見した代物。モスクワのLefortovoトンネルにおけるカー・クラッシュ、クラッシュそのまたクラッシュの連続。クレイジーの一言。連結バスの腰振りダンスは爆笑もんだが(笑)。こんなトンネル、たとえ幽霊が出なくとも絶対に通りたくないですよ、これこそ「お前ら行くな!」(苦笑)。
"russian tunnel"で検索するとコピーが一杯アップされている。ついでにGoogle Videoにもアップされていた。海外では今春に流行した有名ネタであったのだろうか。既にご存知ならば重複ご勘弁を。
見たところ例えば首都高三宅坂トンネルほどの急カーブでもないのに、なんでこんなに事故が多いのか。いくつかの説明書きによれば、このトンネルの真上を川が流れており、その影響で極寒の季節にはトンネル内に染み出た水(あるいは湿気?)が凍結してスリップ事故が多発したということらしい。一方で、ウォッカのせいかどうかは知らぬが単なる酔っ払い運転が原因だとの見方もある。まぁこれはロシア人を嘲笑した煽りだろう。真相は不明。いずれにせよ、何度も見直したけど、正直言って運転が下手過ぎちゃうかとも思う(苦笑)。
場所はこのあたりじゃないでしょうか。衛星写真ではまだ大規模道路工事中になっているところ。大通りが左右二又に分離した北行きレーン(マップには記載されているが衛星写真では地下に潜っているためか工事の痕跡がない部分)が川と交差するところであろうか。このトンネルは2003年に完成したらしいので、衛星写真はちょっと古いと思われる。
凍結が原因だとすれば、トンネル内暖房みたいなことってできへんのやろか。このトンネル自体は最新の技術を使った大深度トンネルということらしいので、あとは墓地の呪いかとも思ったのだが(苦笑)、衛星写真を拡大して見る限りでは地上は緑地公園みたいになっていてお墓はありません。ただ、池がいくつか点在し、また川に近いということもあり、もともと湿地帯のような所だったのかもしれない。ならば余計に凍結対策を打っとかなあかんのとちゃうのとも思うけど...。モスクワに行かれる方はここを通るバス路線は避けた方が無難でしょうな。