(余談) 青木りんAV作を鑑賞

Kカップ×ギリギリモザイク 現役アイド

約2ヶ月前にサイキック青年団でも話題になった青木りんのAVデビュー作である「Kカップ×ギリギリモザイク 現役アイドル ギリギリモザイク」を物は試しに観てみた。はっきり言ってデブ専作品だと思う(苦笑)。

作品概要

全部で2時間ほど。最近のアダルトDVDでは標準的な長さと思う。タイトルに打たれている通り、モザイクが非常にギリギリな感じで、遠目で見れば無修正も同然。彼女はデルタ地帯を残して陰部を剃毛しているため、陰唇が割りと明瞭に観察できる。ただし、このようなモザの薄消し化はたぶん最近のAV作品全般の傾向ではないかと思う(私は特にAVファンというわけではないので最近の数作品を観ての類推ですが)。それから、このメーカーのセールス・ポイントらしいが、肛門に関してはモザイクが掛かっていないために丸見えとなっている。彼女の顔を拝まなくても済むという点ではこれが一番エロいという皮肉な見方もできる(笑)。
頭の15分程度は本番撮影に入る前のイメージ・ビデオ風インタビュー場面。肥え太らせたMEGUMI(笑)がやや緊張の面持ち。その後はいきなりフェラをやらされて顔面にザーメンをぶちまけられるも意外やあっけらかんとした表情。う〜ん...(苦笑)。
その後、若干かったるい(笑)感じの本番行為を挟みつつ、指挿入やトビッコを使ったプレイが延々と続く。軽いメイドさんコスプレ緊縛もあるにはあるが、これらはもう単に型通りにこなしているといった印象。セックスというよりも、むしろ弄ばれているという表現がぴったり来る。本格的な本番行為はラスト30分になってやっと出現するわけだが、まぁこれも型通りと言えばそれまで。

私見

極めて標準的なAVの文法に則しているというせいもあり、些か退屈であることは否めないと思う。要するに、青木りんが本番行為をしているという点以外は何ら新規性もなく、例えば「電車男の接吻とセックス」に見られたような演出の妙といったものが一片も無いため、彼女のファンか、もしくは爆乳とセットでトドのような肉塊(笑)が好きな人以外はほとんどチンピクしないだろう。いや、彼女のファンであればこそ却って興醒めしてしまうかもなぁ。

今後の見通し、のようなもの

彼女は決して美形ではないため、下手にシェイプアップして綺麗に見せようとせず、むしろ明確にデブ専路線で覚悟を決めた方が長続きするのではないかと思う。この業界も競争と新陳代謝が激しいだろうから、一度全露出した上に爆乳だけを売りにして普通にファックをやっていたのでは、固定客といえどもあっという間に飽きられる可能性が高い。そういう意味では、ネームバリューに過度に依存せず、演出の工夫をするなどの努力はより一層要求されるだろう。
偶然にも先週二作目がリリースされたようですが、早くも中古品が出回っており、しかもその最低価格が若干初回作のそれを下回っている状況を鑑みると、高額ギャラを負担したメーカーとしてはちょっと投資回収に不安を抱かざるを得なくなって来ているやもしれぬ。