(余談) 超人覇王、中国へ

先月の放送で、タイ産国際版ウルトラマンと同テーマパーク(博物館)建設の話題が取り上げられたが、今週号の週刊文春で「タイ製ウルトラマン『中国侵攻』」(pp. 58-61)と題したレポートが掲載されています。ご参考まで。
記事では、タイの最高裁から日本国外におけるウルトラマン利権の一切を認められたタイのチャイヨー・プロダクション社長ソンポート氏へのインタビューと共に、権利関係を巡る係争の経緯、また同社が制作、この6月より放映予定の中国を舞台にしたウルトラマン(もちろん中国国内での放映)の概要が紹介されている。
面白いことに、チャイヨー・プロダクションとタイ製ウルトラマンに関してはWikiにも専用のページが設けられており、ダークウルトラマン(笑)とかウルトラマンエリート(笑)の記述もある。
中国での権利関係に関しても日本の本家円谷プロは色々と悪あがきしているようですが、後の祭りで往生際が悪い。貧すれば鈍すというべきか、目先のカネに眼が眩んで後世に禍根を残すというチョンボの典型。今の円谷プロが権利関係にかなり神経質なのは、これに懲りたせいもあるのだろう。