(余談) 珍しき自動車事故

今朝方、一晩路上駐車していたと思しき車の片側前輪が破裂、正にちょうどその時、すれ違いざまのワゴン車が爆風の衝撃で車輪が持ち上がったせいかバランスを崩して横転するという極めて珍しい事故に遭遇する。すぐに119番通報してやったが、幸いワゴン車の運転手らは大した怪我をせずに済んだ模様(シートベルトのおかげ)。運が悪いというか、なんたる偶然であろうか。
爆音を聞いたものの、私は一瞬何が起こったのか分からず、目が点になった。別に衝突したわけでもないのに見通しの良い道路で突然の横転を食らい、被害者は大そうな恐怖を味わったであろうと思う。破裂した車輪のホイールが一部グニャグニャになっていたので、かなりの衝撃があったようだ。
後ほど路駐していた車の持ち主がのこのこと現れ、案の定警察の事情聴取を受けておった。まぁ、道路を車庫代わりにしていたというだけでも道交法違反は免れないわけだが。
どうせケチってタイヤ交換を怠っていたツケが回ったということだろうと想像する。指摘するまでもなく、気温が下がるとゴム類は収縮するので、既に劣化していたタイヤが連日の朝の低温に耐えかねて縮み切った折りしもその時に吹き飛ばされたと。それにしても車の整備はサボれませんな。自分だけならまだしも、他人を巻き込んだら目も当てられない。