姉歯「脱ズラ」待望論

カミング・アウト

強度偽装事件の証人喚問中継。「腰が引けた質問といいほんまに三文芝居。(検査業界など)天下り利権を守ろうとしているとしか思えん」。「いっそのこと共産党に1日かけて質問させたらええねん」。これは裏世界との関係云々というよりも、姉歯氏関与が氷山のほんの一角に過ぎないため、ほじくり出したら支援策という名の元に国家財政が土建業界と心中しかねないということを一番懸念しているのではあるまいか。地震さえ来なけりゃ無かったことにできる。地震が来ても非常事態のドサクサに紛れてケツ捲くれる。すごい国だ(苦笑)。
姉歯氏と言えば、あっちの方の偽装への関心が一向に収まる気配を見せない。試合中にズラがずれたボクサー小口雅之さんに因んで、「姉歯も新しいのに換えてたぞ。まるで新車で来たようなもんやん」。もう失うものは何もないとばかりにカツラを脱ぎ捨てて国会に出向いておればまだしも多少は好感度アップを果たしたかもしれぬ、という妄想には思わず失笑。私も同じことを考えていた。いや、私だけではなく皆さん密かに期待していた筈である(笑)。

こっちも偽装してます

日本レコード大賞審査委員長失踪事件。すでに権威が失墜しているにも関わらず、「(失踪やら怪文書やら)一体何が起きてんねんやろ。(ランク付けは)単純に売上高だけで決めればいいのに」。同感。19年前(!)に日本ゴールドディスク大賞が創設されて以来、レコ大は完全に存在意義を失っている。なかなか廃止にならないのは、性懲りも無く大会中継を続けるTBS側に、芸能プロあるいは音楽業界に対する支配・被支配の構図等々何らかのメリットがあるからとしか考えられない。つまり局と特定芸能プロとの利害関係、内向きの論理だけで成立しているのであって、もはや視聴者のことなどどうでもよいのである。やっぱり楽天に買収されればよかった(苦笑)。

更生

京都の塾講師女児殺害事件。誠氏、CBCの番組で「(講師を雇う際に)塾側も身上調査した方がいい」とコメントするなり「これから更正しようとする若者の未来を閉ざすことになりませんか」とのメールを貰う。竹内氏、半分あきれつつ憤懣やるかたないといった感じで「気を遣って腫れ物に触るような態度で何事もなかったかのように接しても更生にならんやろ」。誠氏、「己のやったことをオープンにして世間から白い目で見られながらがんばるからこそ更生とちゃうの」。
殺人者に更生など果たしてありえるのか。仇討ちの手段を剥奪されている遺族感情を考えれば、死に対しては死をもって償ってもらうほかどうにも収まりが付かない、そう思わざるを得ない陰惨な事件が目立つ。大阪姉妹殺人事件の容疑者など護送中に薄ら笑いさえ浮かべておった。こんな輩の更生って何なのさ。

男たちの大和

映画「男たちの大和」。平井氏曰く、「(昔の角川映画で植えつけられた先入観を踏まえれば意外にも)良い出来具合で面白いです」。平井氏は角川さんにインタビューもされたらしい(一部は「アシッド映画館」で放送されるかも)。練り上げられた構想に関し、「獄中では考える時間がたくさんあったから」との発言も飛び出したとのこと。一同、「コカイン抜けしてよかった」と祝福ムード(苦笑)。お次は「キングコング」でいかなる評価が下されるのか...。

ベルばら

「今週のマンガ」にて「ベルサイユのばら 完全版」を取り上げ。社会現象にもなった少女漫画の金字塔、いやぁ懐かしい。「正にタカラヅカそのものですわ」。誠氏の娘さんもハマる。例によって竹内氏はエロに話を持って行く(苦笑)。「男装の麗人による綺麗なまぐあいを期待できるところがよい。(股間の)モッコリがない、せいぜい土手程度(笑)」。返す言葉を失いつつ、「スジ」を言わなかっただけちょっとはオトナになったもんだと感心(苦笑)。

コスプレ

TVチャンピオンの「コスプレ選手権」繋がり。誠氏が後楽園周辺でよく目にするコスプレイヤー遭遇体験。とある日、場外馬券売り場で馬券を買い求めるオッサンたち、東京ドームでのサザンのコンサートに向かうファンの人たち、そして後楽園遊園地(東京ドームシティ)ではコスプレ大会というごった煮状態。「核分裂が起きそうなくらいのカオス」。コミケへの取材を奨める。もっと際どいのが...。