(余談) ギャンブルXML

東京証券取引所が財務会計情報をXMLで公開へ」というニュースに因んでふと思ったこと。競馬や競輪、競艇のオッズとかレース結果をXMLで整形して配信してくれへんかなぁと。システム・ギャンブラーの切なる願い(笑)。
例えばJRA競馬はオッズなどのデータを過去およびリアルタイム含めてダウンロードできるようにはなっているが、ホスト・コンピュータからダンプしたままという感じのテキスト・データ丸投げで、カラム位置決めに苦労したりする。しかも有料。もちろん、無料で閲覧可能なウエブ・ページをPerlなどで正規表現ぶっこ抜きしてもよいのだが、これまたプログラミングに結構苦労する。だから、XMLで構造化されておればデータ取得が随分と楽になるのだがなぁと夢想するも、なかなかそういう動きにはなりそうもないし、そもそも主催者側にそういう発想をしてくれる担当者がいないのか。
ギャンブルはファイナンスに負けず劣らずデータ装置産業的な色合いが濃い。中央競馬ならば土日各々せいぜい3会場だけの開催で済むから赤鉛筆片手になどというローテクでも対処できる範囲かもしれないが、競艇とか競輪など殆ど毎日開催、1000人を超える選手間で膨大な数のレースが展開されているので、これはもうコンピュータの手を借りずに勘だけで賭けに出れば完全に破産します(笑)。だからこそコンピュータに食わせやすいデータ配信が切望されるのです。こんな妄想を巡らしている暇人は私だけか(苦笑)。