河川敷という無法地帯

体質批判

NHK職員の放火事件。「(民放筆頭に)みんなNHKを責め過ぎちゃうの。そもそも本人の資質の問題やろ」。元来打たれ強くない上に叱責慣れしていないマジメ人間の暴発と言えばそれまで。恐らく、JR西日本脱線事故の記憶がまだ新しいので、どうしても組織体質に疑惑の目を振り向ける傾向が消えないのだろう。「この事件のおかげで収録現場では迂闊に喧嘩できん」。この事件のおかげでほぼ確実にHG紅白出演の線は消えた、と思う(苦笑)。

熟年離婚

2007年施行の離婚時年金分割制度を睨み、団塊世代から熱い注目を集めている「熟年離婚」。長年家政婦扱いされてきた奥さん連中の反乱の狼煙だわな。「亭主元気で留守がいい」とも言うが、やっぱり夫婦っちゅうもんは、長い目で見れば双方とも経済的に自立して着かず離れずが一番かもなぁ。でもそれは結局、「別に結婚せんでもええやん」ということにならんか? ねぇ、板井サン(笑)。

結婚せんでも...

誠氏、「ところで板井クンは結婚せぇへんのか??」。石田靖を含め、見渡せば40越えた独身男はザラにおると。「(ゲイと)勘違いされるよ(苦笑)」。でも「(遠くの方を見つめるような眼差しで(?))このまま結婚せんのやろなぁ...」。
言うまでもなく「結婚はして当たり前、そういうもんよ」という時代ではなくなった。男女とも、特に経済的な機会費用が大きくなり過ぎている(参考:「子どもが減って何が悪いか! 」)。となると、結婚(含内縁関係)に至る究極の意思決定要因は、もはや「子孫を残したいかどうか」のただ一点しかないように思う(そうでなければ恋人関係でもいいわけだし)。ところがだよ、最近の毒殺未遂少女といい片想いストーカー殺人少年といい、少数特殊例とはいえ、子供がとんでもない不良債権に化ける事件を目の当たりにして、少なくとも無意識下では結婚へのインセンティブがますます減退する一方なのである。

ダメラ

来春公開予定の「小さき勇者たち〜GAMERA〜」。竹内氏曰く、「怪獣映画が失敗するパターンを踏襲している。怪獣を擬人化して子供との心の交流を描いたりなどすると白けること自明。妙に道徳めいて教科書みたい」で偽善臭がプンプンするとこき下ろし。「単にセカチューの時流に乗っているだけやね」。
まぁこればっかりは観ないことには評価できんが。それでも竹内氏が批判されるような興醒め要素が鑑賞前から見え隠れしていることは確かである。すなわち、誰もが知っている使い古しのキャラクターという安全牌を持ち出し(ハリウッドでは"pre-awareness"と言うらしい)、感傷路線といういわば時流におもねった企画というだけで、「なんだかなぁ...」。

Everything Counts

「今週の一曲」で、4年ぶりに活動再開したというDepeche Modeの"John The Revelator"がかかって思わずのけ反る。こいつらまだやっとんのかと(苦笑)。そう言えば、Livedoor/フジあるいは楽天/TBSのM&Aを巡る喧騒に接した折、20年以上前の彼らの名曲"Everything Counts"が耳にこだましてましたわ。

オーラの空中戦

オーラの泉」で森公美子ゲスト出演の回を観た誠氏。「会話が空中戦。他の誰も理解できん。『いいオーラが出てるわぁ』って(苦笑)」。検証のやり様が無いから言いたい放題だよな。美輪さんも数年前まで自身の苦労体験をベースに人生論を語っていた頃までは好感が持てたのに(氏の反骨精神は大いに評価できる)、スピリチュアルに取り込まれてからはすっかり幻滅。江原氏がスキャンダル巻き起こして共倒れなどということにならぬよう。

近寄るな、河川敷

奈良県橿原市内の大和川河川敷におけるモラル崩壊の惨状。犬の放し飼いが元で噛まれて骨折するが逃げられたと怒り心頭のリスナー情報。誠氏曰く、「大和川に限らず、ゴルフに家庭菜園と河川敷のルール違反は今や全国的な問題になってる。とにかくオトナのマナーがすごい悪い」。下流社会??

危険回避

コドモはオトナの鏡。誠氏、夜10時頃のウォーキング中、道路中央に置いた空き缶灰皿を囲んでタバコを吹かす女子高生連中に遭遇。「注意した途端にややこしくなること(携帯電話で怖いお兄さん登場)が分かっていたから、注意せずに跨いで行ったけど、どうしたらええもんかねぇ」。
リスク管理上注意しなかったのは正解だと思うが、そもそも夜10時のウォーキングがよくない。これは危険でしょう。住宅街は人目に付き難いだけに却って物騒だ。特に夏場は言語道断、夜行性の野獣に遭遇したくなければ。