生々しいブサイクこそ本物

分け前

誠氏、安田大サーカスのスケジュールを垣間見る機会を得る。「レギュラーものではなくて、その都度発注の単発の仕事が多いね。ギャラは(ピンで稼いだ分も含めて)すべてプールして3等分している」。
とりわけ団長のピン出演というのは少ないせいで、クロちゃんはすでに「(自分が稼いだ分まで)3等分ってどうなんですかねぇ」とぽろりと不満げにこぼしたこともあったらしいが、「安田大サーカス」という看板を背負った上での稼ぎであることを考慮すれば、3等分というのが一番収まりがよいし、長期に仲良くやって行く秘訣でしょう、とのこと。ダチョウ倶楽部やらサザンが好例として引き合いに出される。ツイストは反面教師として(苦笑)。「人気バンドの解散理由はほとんどカネらしいよ」。
これは芸能界の報酬制度を巡る意外な内情で興味深い。人事関係者にもちょっと参考になる話。クロちゃんやヒロちゃんがピンで稼いだ分を合算3等分するというやり方は、いわば「安田大サーカス」という無形資産の効果を利用させてもらっている対価、権利使用料相当を他メンバーに還元しているようなもんだ。そういう観点から理解すれば、一見悪平等のようでいて納得できる。だが完全平等主義を続けると、これはこれで絶対に不満が出てくるであろう。例えば、ピンで稼いだ分のうちでプール還元する割合を匙加減すれば、平等主義と完全能力主義の折衷でちょうどいいかもしれない。

バブリー東京

板井サン、通りすがりで登場。のろちゃんのお好み焼き屋(東京・広尾)に立ち寄り、大繁盛ぶりに驚く。「(飲食店は)初期投資回収に大体2年半程度かかるもんですが、不思議とこういうのって投資回収した途端に客足が遠のくもんなんよ」。竹内氏、「粉もんは当たると大きいよなぁ、(原価が安いので)とにかく儲かる」と羨ましげ。味は当然として、あとは立地条件がほとんどすべてを左右する。その点、広尾はハイソでオシャレだし、正解だったのではないか。
それにしても「東京はバブってるよな、ビルとマンションだらけ」。情報の集積にヒトとカネがくっ付いてますます一極集中が加速しているという感じ。このインターネットの時代にまったく皮肉というか不思議な現象である。国内ITベンチャーも東京(六本木ヒルズ)の方ばっかり向いてないで、最初から東京を通り越して世界を見据えて勝負掛ければ、拠点としての東京なんて半ばどうでもよくなる筈なんだが...。それより東京で地震の直撃食らったらこの国はどうするつもりなんやろ(苦笑)。

今期のドラマ

誠氏は「大奥」をご推薦、「小池栄子が嫌らしくてええですわ」。一方、竹内氏お気に入りは昼ドラの「貞操問答」。オレ、家族では決して鑑賞できない「熟年離婚」を観てます。団塊世代(私はそうじゃないけど)のオッサンにオススメ、鬱病必至(笑)。

素人物アダルトの内幕

出会い系から話が発展して素人物アダルト作品の話。竹内氏の薀蓄、「素人ハメ撮り作品は殆ど仕込み、ヤラセ。特に綺麗な女性はヤラセで間違いない。だが一方でブサイクな出演者は本物の素人であることが多い」。素人物がほとんどヤラセであることくらいは大抵の鑑賞者は気付いていると思う。盗撮物も大体そうだ。
援助交際白書は本物の女子高生を相手にしていますが、もちろん非合法の裏物です」。かれこれ10年ほど前に人気化した「援交白書シリーズ」は、結構痛々しくてキツーイ作品が多く、個人的にはおぞましくて観ていられなかったな。それでもロリ愛好家には堪らないのだろう。中でも関西弁丸出しの「女子高生4Pシリーズ」はかなり有名な作品で、観たことがあるサイキッカーも少なくないのではないかと思うが、私はピクリともしなかったです(笑)。まぁ自分がロリでないことを確認できただけでもご利益(?)があったと言うべきか。ションベン臭いガキはどうも苦手である。

シャブ中増殖中

岡村靖幸に実刑判決。誠氏が裁判傍聴見学して思うのは「シャブ中多いよ。エアガン事件も結局そうやったし...。某女子大の掲示板にも警告されているくらい。知らぬ間に蔓延してるようです」。
これは根拠薄弱な勝手な想像、いや妄想だが、日本で覚醒剤中毒が目立つのは、ひょっとして大麻が解禁されていないせいかもしれん。だから、いきなり中毒性の強いキッツーイ覚醒剤とかLSDっぽい合成物質に手を出す輩が後を絶たないのだろう。だが逆に、もし仮に大麻を解禁してしまったら、より強い刺激を求めてシャブ・ジャンキーの数が激増する危険性も大いにあるわな(HIV蔓延のオマケ付きで)。
まぁ人間辞めたくなかったら、とりあえずFear & Loathing in Las Vegasを観て、観るだけでラリって下さい(苦笑)。止めは、Requiem for a Dreamということで。