(余談) 「女王の教室」騒動

20日夕刊フジほかニュース配信より:

日本テレビが17日に放送した連続ドラマ「女王の教室」の最終回の視聴率が25.3%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を獲得した。同ドラマでは初の20%超えで、今クールのドラマの中では、今のところ最高の数字を記録。

とのこと。続編や映画化の話もちらほら。
この番組専用の掲示板を先ほど閲覧したら、「感動した!!」、「泣きましたぁ!!」、「続編を見たい!!」等々絶賛の嵐。おいおい、始まったばかりの頃は「放送を中止すべきだ」などという大人気ない意見も少なくなかったのに、この掌の返しように失笑を禁じえず、だから言わんこっちゃない(笑)。
最後のメッセージは「今を生きろ(Carpe Diem)」ということになるかな。良いメッセージだ(少なくとも落胆させられることはなかった)。将来のために今を犠牲にし、我慢に我慢を重ねて結局リストラ(笑)とかの憂き目に遭って後悔先に立たず、という風になりがちな(なりがちだった)日本的人生観の痛点を刺激したことは間違いなく、それで皆大泣きしているのだろう(苦笑)。
昔話に浸ることなく、常に「今が最高」と自信を持って言えるかどうか。そしてそういうネタは、仕事であろうが、興味の対象であろうが、男女関係であろうが、存外身近なところに転がっているってことですかね。うわっ、青臭っ(笑)。