マニュアル依存症な人々

選挙狂騒曲 - 郵政民営化法案の影で (1)

誠氏、人権擁護法案の成り行きに危惧を示す。「言論封殺の手段ちゃうの? (人権委員会は)戦前の特高警察と同じやん。何も言えなくなるよ」。
いつもの調子で短絡的やなぁ(苦笑)。これはちょっとセンセーショナルな反対運動に踊らされているんじゃなかろうか。法案の趣旨や社会背景をもっと勉強しないと(自分も含めて)。バランスが取れているこのまとめサイトを参照して少し頭を冷やした方がよいかと思う。

選挙狂騒曲 - 郵政民営化法案の影で (2)

選挙期間中のテレビ報道に苦言。「与党寄り(というか小泉シンパという意味だろう)」が鼻に付く、立候補者の一挙手一投足をワイドショー的に扱うのではなく「マニフェストをもっと比較検証しろ」と。
おいおい、テレビにそんなこと期待してどうすんねん(笑)。判断材料としては新聞の方がまだまし。マスコミ、特に煽り主体のテレビに良識を期待し過ぎるのはムダ骨というもの。クズだと割り切れば見なけりゃいいし、見なくても一向に実害ない。

デイトレ幻想

最近売れる書物の共通項は、「恋」、「夢」および「金」の3要素という話。過去の放送でも何度となく取り上げられた自己啓発本ブームの一面。その中でも「金」が肥大化したget-rich-quick思潮の代表例ということで、「平凡な大学生のボクがネット株で3億円稼いだ秘術教えます!」を俎上に載せる。どういう本であるかは、amazonの酷評(笑)を一瞥すればすぐに分かります。
「これをそのまま真似したら火傷する。こんなこと(サラリーマン等)普通の人間にはできんよ」。誠氏も一度暇つぶしにデイトレ日計りトレーディング)に挑戦するも、「命からがらですわ」。さすがは経験がものを言うせいか、この駄本やデイトレに関する誠氏の批評は的を得ていた正鵠を得ていたと思う。
要するに、デイトレは一見簡単確実に見えるのだが、実際は一番難しいトレーディング手法なのである。ザラ場の逐次変動など殆ど予測不可能なランダムウォークなので、確率五分五分の世界であり、ルーレットの赤黒賭けとか大小などのサイコロ賭博と大差ない。売買手数料はまさにカジノのテラ銭である。少し資産運用に興味がある方はこれを一読するとよい(「つまり利益を得る可能性は投資時間が短くなるほど下がり、ランダムとなるのである」と言及されている)。
こういう条件だと、長期的に生き残れるのはせいぜい10ないし15%程度だ。実績もその値に近いようだし、これくらいは簡単なコンピュータ・シミュレーションですぐに推定できる。勝率五割という甘めの想定でさえこんな結果なのだから、それ以下ならば推して知るべし。誠氏も示唆していたように、死屍累々というのが本当のところでしょう。デイトレを全否定するつもりはないし、それが得意である人が存在することも認めるが、平均的に見て極めて割りに合わない手法であることは間違いないのである。
じゃぁ、どないすればええねん。それは自分で考えるしかないのよ。誠氏言うように「売り時を教えて下さい」と他人に泣きついている間は破産必至(苦笑)。もう少し時間の経過を味方に付けて(つまり大きなトレンドに乗っかって)、損小利大に持っていけるやり方を自力で編み出さないと成功しません。成功法が十人十色なのは、各個人でリスク許容度とか性格(これは大きな要因です)、資金力などがまったく違うため。だから、万人共通の敗因と言うのはありうるが、万人共通の必勝法などありえない。竹内氏がいみじくも言うように、「確実に上手く行く方法ならばそもそも公開しないよ」ということに尽きる。でも、こういうことは自分で痛い目に遭わんと身に付かへんのよねぇ(苦笑)。

メイドホテルの撤退理由を推測

鳴り物入りで登場したメイドホテル「もえるーむ」の早過ぎる店仕舞い。予約は殺到していたのが突然閉鎖との話。因みに閉鎖前の体験談が早速ブログにレポートされていた(これこれ)。
閉鎖理由に関して、誠氏らの推測では、「メイドが集まらなかったのが真相ではないか」と。「視姦状態で24時間はキツイわな。男客はそんなに甘くないよ」。これはいっそのこと風俗に徹すればよかったのかもなぁ(風営法のハードルはともかく)。微妙にエロを期待させておいてエロ厳禁という中途半端な状況は、サービスを受ける側のみならず、サービスを提供する側にとっても苦痛だったんだろうと思う。中途半端は長続きせんね。

目の付けどころ

出会い系関連の続き。ブライダルネットがオススメというリスナー情報。これはまぁ男女とも身元保証の結婚目当てなんだから、マッチング確率が高くなるのは当然なんだが、ここは結婚系にしては会費が随分と安いので驚いた。怪しげなサイトで散財するよりは確かにお得感がある。冷やかしてみようか(笑)。先週メモしたように、同じYahoo!系列ではYahoo!パーソナルズというのもあるけど、こっちは対女性競争率が高そうだし、成りすまし混入は否めず。

へんなせっくすのいきもの

誠氏、映画「皇帝ペンギン」繋がりで謹呈された「へんなせっくすのいきもの」を絶賛。抱腹絶倒とのこと。「一家に一冊、どうぞ」(笑)。「へんないきもの」裏版という感じですか。好色漢イルカの集団レイプおよびサメやウメガミ等との「獣姦」エピソードには唖然とするほかなかった。
これは想像ですが、例えば大海原の中で雌雄の出会いのチャンスが少ないと、自分の遺伝子を残すことに対する人間の想像を絶する必死さが、極端で濃厚な(笑)セックスという形態を招くんでしょうねぇ。蛇足ながら動物のセックスにまつわるエピソードを聞いていてふと頭を過ぎった考え:究極の少子化対策はひょっとして一夫一婦制の撤廃、か??