(余談) ラ・トゥール展に行く

ラ・トゥール展

GW中に、松本美香のライブを差し置いて(笑)、国立西洋美術館で開催中の Georges de La Tour 企画展を観に行く。およそサイキック青年団らしからぬ(苦笑)お題で申し訳ないが、会期末が迫っている上に(今月29日まで)レア度が高いので、まだ見に行かれていない方には備忘録的にご参考まで。地方巡回の予定もないらしく、この機会を逃がすとあと数十年は日本で拝めない絵画ということで煽られておりますので(苦笑)。
ただしだよ、習作と称して贋作(弟子の模写とか工房作とか言われる作品群)を混ぜて展示するのはどーよ。行って始めて気が付いたのでちょっと騙され感は否めず。例えば非常に有名なルーブル所蔵の「大工の聖ヨセフ」に替えて模写を展示してあったのにはがっかり。加えて、絵画と絵画の間に、今回展示できなかった絵の複製パネルをさり気なく掲示するのは紛らわしいので止めて欲しかった。最初観た時には本物の絵なのかと勘違いしてしまったわ。
さはさりながら、ゴッホなどと違ってなかなかお目にかかれない企画なので一見の価値はあると思う。画集も絶対に買っておくべし。なお、自分は大した美術ファンではない故下手な作品評は控えておきます(苦笑)。