藤本綾のファックとセレブ狂騒曲

週刊ポストGW号

慰霊碑建立

福知山線脱線事故。放送のタイミングで亀レスになってしまったが、若年の犠牲者も多いのはなんとも理不尽で痛ましい限り。事故の突発性あるいは偶発性を考えると余計にやり切れない気持ちになる。犠牲者の大半が即死ということは、状況も把握できずに無念を想う暇すらなく、恐らく自分が死んだことすら分からぬままに突然生を絶たれたわけだから、彼らの魂は永遠に彷徨い続け、決して癒されることなどないであろう。鎮魂は永久に努めなければならぬ。だからこそ「JRは現場のマンション買い取って慰霊碑を建てるべき」。

阪急との闘争の末に

隠蔽工作紙一重の虚偽報告とか懲罰で草むしりさせるなどの社内体質が遠因となった「間違いなく人災やね」。今回の大惨事に関してJR西日本を弁護するつもりは更々無いが、東や東海に比べてハンデがある中で彼らが民営化後営々と積み上げてきた企業努力の成果を、世間一般からほとんど否定されかねないばかりか白眼視され、いわば振り出しに戻ることを余儀なくされるような結果になってしまったのは非常に残念に思うし、実に情けない。私鉄との激烈な競争、特に阪急との仁義無き闘いで、30年近く特急車両更新もままならなかった相手を尻目に京都線スピード競争に圧勝し、ドル箱神戸線における甲南山手駅開業で通学客一網打尽の揺さぶりをかけ、一大ベッドタウンに変貌した西宮北部・三田とのリンクを梃子に宝塚線に殴り込みを仕掛け、東西線開業等によるネットワーク拡充を矢継ぎ早に実現したようなサービス向上に掛ける努力は、かつてのしょぼい国鉄時代を知る地元民としても十分賞賛に値する経営戦略であったと感じる。だがその内部的な歪み(こんなの利用者には分からんよ)がこのような最悪の形で噴出するとは誰が想像しようか。それも本来ならば慙愧に耐えない姿勢で誠意を持って対応すべきを、置石に責任転嫁するなどの隠蔽体質が白日の下に晒されるのを見るにつけ失望。

藤本綾のAVデビューは間近なのか

松竹芸能東京支社長の難波規精氏を巡る内輪話はパスし(笑)、藤本綾が7月公開予定の映画「メノット」で体当たり艶技の件。元ネタは週刊ポストGW特大号(チキショー!!、ノーマークやった)らしい。もう失うものは何もないと覚悟を決めたのだろうね。「意志は強くない流されやすい娘やろうから、しばらくこの路線で行って1年ほど経過したら(周囲におだてられて)AVに行くんちゃう? もう乳首出したら怖いものなしよ」。どうだろうなぁ、さすがにAVはハードル高いと思うがなぁ。まだ22歳と十分若いから焦ってそこまで捨て鉢になる必要があるのかどうか。よっぽど金に困っているなら別だが、小沢なつきみたいに後がない(苦笑)わけでもなかろうし。当面は際どいヌード写真集とかエロVシネマ路線とかで手堅く(細々と)やろうと思えばやれると思う。まぁどういうキャリアを頭に描いているかによるけど、誠氏評の通り流されやすい性質ならば不意打ちでAVもありうるか。吾輩はどっちかと言うと共演の国分佐智子の方がAVに近いようで心配だわ。ラーメン刑事(笑)では飽き足らず、三十路目前でパッとしない局面打開、てこ入れを狙っての乾坤一擲、だろ? こういう野心のある奴ほど思いつめてAVに行く可能性が、高いわけねぇーか(苦笑)。

ナイトスクープ秘話

探偵!ナイトスクープアホの遺伝子」の紹介。番組誕生にまつわる裏話が盛りだくさんで面白そう。「関わってる人間は読んだら涙ぐむ。皆若かったのねぇ...。何かに熱を入れるってこんなことなんやなぁ」と誠氏、感無量。

サイキック青年団の幕引き

年齢を重ねるにつれて仕事上の不安で不眠気味になるの話。誠氏、「週明け月曜日は(レギュラーやってる番組の)視聴率が気になって胃が痛くなることしばしば」と吐露。対して竹内氏、「歳取るとともに無責任になってる」。まぁ歳取れば図太くもなるでしょう。「サイキック青年団をいつまでやんねんという話で竹内さんの老後も心配しとんのに、この人いつも普通やねん(苦笑)」。でも竹内アニキはおまんま食べるのにサイキック青年団頼みということはないやろ、そりゃアニキに対して失礼(笑)。ブログを開設されているくらいだから、イベントや出版案内等の宣伝、あるいはファンとの交流はネットを活用すればよいわけだし、竹内氏にとってラジオ出演の必然性は薄らいでいる。そういう意味では誠氏の方が遅れているのでは(苦笑)。むろん、幕引きのイニシアティブは誠氏が握っている(?)という観点から竹内氏に対してそれなりに気遣っていることはよく分かる。それにしても今回のコメントで、誠氏が番組の幕引きをそろそろ真剣に考え出していることが裏付けられたね。20周年目処にしてあと3年と踏んだがもっと早いんかな。それでも気丈な誠氏、「オレ頑張るわ」(笑)。

セレブ流行を考える

セレブになりたい女に対する突っ込み。医者との結婚に人生賭けてる勘違い女に関し、リスナー情報により「医学部の(医局講座付き)秘書になる方が手っ取り早い」。一般的に医者はいかにも金持ちの印象があるが「(代々続く)開業医以外は転勤貧乏で激務」、セレブどころやないと。そんなことくらい「白い巨塔」を見ただけでも分かろうというもの。セレブついでに「あこがれのセレブになる7つの手鏡」というトンデモ本も紹介される。商品差別化の常として「極端な例だけがテレビや本の題材になる」ので、元来それらを一般化して日常に応用することはできない。にもかかわらず、「私だったら」と思い込むセレブ流行の背景には、最近の「女性の現実逃避」願望が根強くあるのではないかと。「セレブというのは非日常への逃避に他ならん」。上昇志向は決して悪くないし、「セレブになったれ!!」というくらいのバイタリティがあった方が人生豊かじゃないかと思う。ここのところは実に微妙なんだが、逃避に至らずとも、夢やあこがれを抱いて上を目指すことを否定すべきとは思わない。またこれは年齢を問わない。そもそもなんでもかんでも現実主義という奴ほどつまらない人間もいない。問題は、身の程知らずであるのかどうか。つまり実現確率(あるいは実現できないことで蒙るリスクと言ってもよい)をいかに正確に近く見積もるか。この判断が難しいのだよ。そして始末が悪いことに、眼が眩んだ本人が一番分かっていないことが往々にしてある(苦笑)。

また結婚ネタかよ

セレブ白馬の騎士狙いでいつまでも現実的な結婚をする気配のない女性、独身板井氏(笑)、と来てサイキッカーの出版関係者より「なぜ結婚できないのか 非婚・晩婚時代の家族論」を寄贈。子供のために親同士(!)が見合い交流、値踏みする会を取材した本らしい。結婚、結婚って、放っといたれよ(苦笑)。