(余談) 春の新番組寸評

がっかりした番組二つ。
ドラマは滅多に見ないんだが、ニッチというか全く時流に媚びない企画を好感してテレ朝系金曜日深夜帯だけは例外としていた。そして今春始まったのが「雨と夢のあとに(先週末金曜日スタート)」である。しかしだよ、もうええ加減に使い古された感のある The Sixth Sense ネタ(意味分かるでしょ?)ではいかにも新鮮味がない。心霊で迫るならもっと本気出せばいいのに。例えば呪怨のような何の救いもないホラーを本気出してやるとか(スポンサーが渋るかもしれんがな)。そうは言ってもこのドラマ帯は時々「嫉妬の香り(2001年秋放送)」みたいなぶっ飛んだ企画をやるから目が離せないんですわ(苦笑)。個人的には10年ほど前にやってた怪奇ミステリーとかショート・ショートが一番面白かった。
久米宏の"A"。つい先ほど始まって10分ほどで切る(笑) アジアねぇ(溜息)...。ネットの時代にこの種の面白ニュース主体の情報バラエティは既に存在意義を失っているように思える。なんか発想が古臭いのだ。もはやあややで釣れるとも思わんしな。若手お笑い芸人を前面に出したコメンテーター陣も目障りというかこんな連中必要なんか? これは正直言って伸び悩むだろうね。企画倒れだなぁ。どうせテレビ復帰するなら、例えば週末の夜10時以降の時間帯に、各界ゲストと差しで本音トークとか(喧嘩してもいい(笑))、そういうのが似合うんじゃないの、還暦越えた久米さん。
UPDATE (4/19): "A"の初回視聴率、大苦戦。やはり(苦笑)。あの内容では苦しいことくらい企画段階で予測できそうなもんだが。現状のままでは半年持たんだろう、まぁどうでもいいけど。