(余談) 春の番組改変期に寄せて

車の批評・情報提供番組として知る人ぞ知る「新車情報tvk配信)」が27年余続いた末に終了となった。名物評論家の三本和彦氏もテレビ画面から引退、と同時に何代目かのアシスタント野中美里アナも3月末日をもってtvkを退社された。むろん番組発足当初から視聴していたわけではないが、最近この番組を通じて車に対する眼力を養われた感があるので、個人的にもなかなか感慨深いものがある。
どんな長寿番組にも終幕は到来するわけであって、長寿番組の一つに数えられるサイキック青年団もあとどれくらい続くのかなぁと思いを馳せた次第。どうでしょうねぇ、あと3年というところかな。つまり20周年が一つの区切り、2008年春をもって終了となるのではないか、と勝手に邪推。今のところ聴取率は悪くないらしいし、放送時間帯と代替可能性を考慮すれば、恐らくABC側からの打ち切り通告というよりも、誠氏と竹内氏がそろそろ潮時と申し合わせて幕引きという形になるだろう。後任は浅草キッドもしくは大川豊ということで(笑)。
UPDATE (4/13): 新車情報の後番組である「クルマのツボ」、なかなか良し。評価上の「ツボ」として俎上に載せる車の注目点3つを明示的に列挙し、論点をズバリ明確にしているのは良いアイデア。自動車ジャーナリストの岡崎氏も手馴れたもので、安心して見ていられる。さすがに不躾棒は無くなりましたが(笑)。車好きにはお奨めです。