(余談) サンプロ出演堀江氏

今朝のサンプロ出演を拝見。なんだったんだ、この番組は。何も本質的なことを訊き出せず、議論もまるで噛みあわず。田原といい堀某といい、周りのコメンテーターのバカさぶりに見ていられなかった。久しぶりにほりえもんに対して同情を禁じえず。いや、彼はノコノコとテレビ出過ぎだって。人生賭けたディールなら、手の内曝け出してしまいかねないテレビ出演など控えるべきと思うのだが。
リーマンの空売りヘッジ買戻しとかMSCBの技術的な話とか通称村上ファンドが敵か味方かとか(苦笑)、そんな話はほとんど仮定の積み上げでしかなく、ましてや当事者がベラベラと話せることでもなく、全然ほりえもんの核心に迫っていない。要は、財部あたりがさも得意然と(あくまで事後的に)講釈垂れる証券市場のテクニカルな話題ではなく、彼が一体この先どういう事業展開を目指しているのか、シナジーという曖昧な正体は何なのかについて核心を突くべきだったと思うのだが(逆にそういう核心が何もない、空虚ということを暴けてもよい)、政治家によるバッシングの件とかそんなのどーでもええ。あほかと(笑)。
途中で堀某が、「(Livedoorがやっていることには)経営ビジョンが見えてこない」というようなちょっとは気の利いた突っ込みを入れようとしても途中で尻切れになってしまったし。
わかった、サンプロなんか見た吾輩がバカだった(苦笑)。