ロフトプラスワンも恐れおののく男

オシム監督入院の件は見事に素通りされてしまったが(苦笑)、元来サッカーにはほとんど興味を示さないサイキック青年団の守備範囲上致し方あるまいかと。どちらかと言えば、そろそろ年末の格闘技イベントの話題にシフトする頃合である。ふと気付いたらもういつの間にかそんな季節に。

覚醒剤

三田佳子二男が覚醒剤所持で3度目の逮捕に至った件。誠氏、「2回目逮捕のときにきっちり実刑を喰らって臭い飯を食べていた方が更正していた可能性は高かったはずだ」と指摘する。
これはどうだか分からんよ。例えば清水健太郎覚醒剤で何度も出ては入っての繰り返しをやった例などを見るにつけ、シャブは再犯率が高く、生半可なことでは抜け切るのが難しいという印象が強い。度を越した甘やかしと放任主義(と巷間漏れ伝え聞く)のツケと言ってしまえばそれまでだが、本来ならば勘当でもして赤の他人と割り切ってしまっても構わぬ大のオトナが懲りずに仕出かした不始末に対してわざわざ謝罪会見を開かねばならなかった三田さんには少々同情する。

録音厳禁

来月12月15日に開催が予定されている年内最後のサイキック・ミーティングの公演(於大阪・中之島公会堂)の宣伝告知あり。と同時に、会場内録音は厳に慎んでいただくよう誠氏らは口を酸っぱくして念を押す。繰り返しになるが、10月京都公演における無断録音摘発事件の余波。
徹底したいのであれば、いっそのこと金属探知機でも用意してはどうだろうか、などと思ってはみたが、サイキックのイベントごときで(苦笑)そんなジャニーズ系コンサート並みの厳重チェックやったら大いに反発食らうやろね。

しても友達論(まだやるか(苦笑))

あまりの評判の悪さを踏まえ、前回放送で竹内氏提唱の「友だちセックス解禁論」あるいは「しても友達論」を封印したつもりが、その途端に擁護派リスナーから数通のメールがあったと言う。なんでも廃止寸前によく見られる俄かファンのはしかみたいなもんだ、と誠氏は切って捨てていたが。もっとも、女性からの無視ないしは批判が強いのは変わらぬようであった。しかし正否はともかく、正直もう飽いた、この話題は。

今週のクイズ

芸能界でも薬物事件が絶えない様相を見せている昨今、さるお方が当局から睨まれていたのであるが結局シロであることが判明したという噂。その芸能人は誰か。

山田ジャック

一時期竹内氏と共同でトークショーをやっていたこともある特殊芸人こと山田ジャック氏がちょこっとゲスト出演(初出演?)。12月3日に開催予定の「山田ファック」なるイベント(於渋谷UPLINK FACTORY)の宣伝告知を兼ねて。ヤバネタ故に最近は会場を貸してくれるところがなかなか見つからず難儀しているという。あの新宿ロフトプラスワンにも公演途中でNGを出されたというつわもの。その特殊性ゆえに今後の芸の展開方法を巡って若干お悩みの様子であったところ、「ゆきゆきて神軍」チックな尖がった危ないドキュメンタリー作家、あるいは日本のマイケル・ムーア的なポジションを狙ってはどうか、という示唆を誠氏らから受ける。

ケータイ

邦画史上稀に見る糞映画との評が高い「恋空」がバカウケの話から話題が種々拡散。携帯電話にカネを吸い取られるケータイ小説世代の消費購買力の減退、一台にあらゆる個人情報を詰め込む高機能化はセキュリティー上物騒ではないか、等々。
ケータイ小説ブームの深層に関しては、先日NHK教育テレビで放送されたETV特集が随分と参考になった。私のようなケータイ小説とはまったく無縁な世代からは「あんなもん文学でもなんでもない」等々唾棄すべき存在として糞味噌に非難されているが、このドキュメンタリーは上から目線で一方的に否定するというありがちな態度に陥らず、ケータイ小説の書き手とそれに夢中になる若い世代の深層心理を理解したいという真摯な姿勢が感じられ、それが却って良かったですわ。といっても私は全く読む気にはなれなかったけれど(筋書きがワンパターンだからね)。最後に藤原新也氏がケータイ小説を指して、「(愛情に飢えた)愛情避難民のための電波の学び舎のように思えた」と表現していたのは言い得て妙な気がする。再放送の機会があれば御覧あれ。