エロ本の墓場としての廃屋

冒頭は「紀香バディ!」のみならず「紀香魂」も実は結構売れていた、という訂正情報で口火を切り、思いっきり意表を突いてきた(苦笑、先週板井氏が裏付けなしに後者の売れ行き不振を指摘したため)。その後に安倍総理辞任の話題が来るも、案外あっさりとした取り扱い様で通り過ぎる。本件に関してはどのみちマスコミ報道以上のコメントは期待できないわけで、「まさか冒頭20分にわたって熱弁を振るったりしないだろうな」と身構えていた私は内心ほっとする。

出会い系の裏事情

誠氏、出会い系サイトでサクラとしてアルバイトをしていた女性の話を聞く機会を得る。以下のような裏事情を暴露:

  • 当人が働いていた業者は梅田駅近辺のビルで200人ものサクラを雇っていた。それだけの人件費を掛けたとしても十分おつりが来るほどの収益が上がっているという傍証。竹内氏によれば、元締め(大方ヤヤコシイ人たちが背後にいる)は何社ものダミー会社(サイト)を使って集客窓口を分散しているが、サーバやサクラは共有している場合が多いとのこと。
  • 実態はサクラだらけ(このこと自体は世間知らずのカモ以外なら誰でも知っているであろう)。面白いのは、男性には男性の、女性には女性のサクラを付けて心理操作していること。つまり男性サクラは女性の、女性サクラは男性のフリをして成りすます。同性の方が顧客もとい操作対象(もといカモ)の深層心理をよく理解しているであろうとの深謀遠慮から。
  • 男性客はスケベ目的が大半であるが、女性客はカネ目当てが90%以上であるとのこと。切羽詰った女性が集蛾灯に群がる蛾のごとく寄って来る。「今すぐ1000万円下さい!!」、「今すぐエッチできます!!」等々それはもう阿鼻叫喚らしい。当のアルバイト女性はそんな同性の振り乱した態様に居た堪れなくなって仕事を辞めたと言う。

ケータイ・メール

中高生の過半数が「ケータイに振り回されてる感じ」と回答している件について。実はオジサン世代も、なかなかどうしてしょーもないメールのやり取りに嵌っている輩が目に付くぞ、という突っ込み。赤ちゃん言葉でガールフレンドに書き送ったメールが、送信ミスで意図せざる所へ届いて大恥かくことも少なくない、と警告。これで浮気がバレたりする場合もあるからな。

今週のクイズ

関西お笑いコンビの片割れが相当なロリ嗜好。そのコンビとは誰のことか。

廃屋エロ本の謎

リスナーより質問。幼少時によく廃屋探検をしていたのだが、そういう廃屋には必ずと言っていいほど和服緊縛姿の熟女系エロ本が打ち捨ててあった。これには何かしら理由があるのか、と。
竹内氏ら、緊縛ものは家に帰って見るのが憚られる傾向にあるので、処分に困って廃屋などに持ち込んで捨てる連中がいたのであろうと推測する。最近はあまり見かけなくなったが、昭和の一時期に緊縛ものが流行した時もあったらしい。団鬼六とか荒木経惟の世界を思い出しますね。雑誌「噂の眞相」で連載していたアラーキーのスナップショットに毎号のように含まれていた緊縛写真には結構そそられたもんだが(苦笑)。

熟女エロ本の謎

スポーツ紙に頻繁に掲載されている豪華版熟女ヌード写真集の広告が少し話題に上がったが、これは富士出版のヌード写真集のことだろう。
完全に小金持ち熟年層をターゲットにした商品で、時々(いや、毎号かな??)週刊新潮にも1ページ広告が掲載されたりしてます。1冊1万円以上する大変高価な代物だが、手を出しにくかったら出版案内パンフを取り寄せて代用するという手もあるらしいし、なんだったら「肉筆マガジン」のグラビアでも十分用を果たすのではないかと(笑)。

コンドーム問答

平野氏の逸話。マツキヨで堂々とコンドームを吟味しているお綺麗な女性に遭遇し、気掛かりのあまり思わず様子を窺ってしまった、と。周囲にいた男性客もほぼ全員が息を殺して彼女に集中。私が思うに、この女性は風俗関係者とちゃいますかね、たぶん。
この話の流れで、コンドームの登場のさせ方(苦笑)を巡ってしばし議論。予め用意するのは男か女か、またどのタイミングで取り出すのか...。結局リスナーに聞いてみることになった。結構盛り上がるだろうね、これは(笑)。ネット上のQ&Aコーナーでも格好のネタではあるが(例えば教えて!gooなど)。

刑事裁判

先週の放送で誠氏らが橋下弁護士の言動を支持した件に関して、リスナーから刑事裁判の原則論に立った長文の意見(というか啓蒙解説??)が送られてきたらしい。あまり詳細は読み上げられなかったが、概略は恐らく私が先週メモした内容(訴訟手続きの観点からは弁護団バッシングは筋違いというような趣旨)と大差ないように推測された。
ただ、誠氏らは法律的立場も概ね分かってはいながらも、それでも敢えて被害者に同情するための感情論(よく言う「血の通った議論」という比喩表現が相応しいだろうか)として橋下氏の主張する弁護団批判を支持したという経緯を強調していた(感情論としては同感)。そのような人間としてのごく一般的な感情とかけ離れたやり場のない判決を回避するためにも、裁判員制度に今後の期待が掛かっているというような意見も出される。ごもっとも。