冗談じゃないヤマタフ

先週後半は仕事多忙につき更新がままならず、放送メモ等はパスを余儀なくされた。悪しからず。

加護亜依

加護亜依が事務所解雇の件。再度の喫煙発覚よりも、むしろメタボリックな(苦笑)ヒゲオヤジと恋人つなぎで温泉旅行というシチュエーションがファン心理を踏みにじり、タレントとしての価値を著しく毀損、御破算の決定打になった可能性が高いという結論に達する。私は彼女の自暴自棄を読み取った。ソースは失念したのだが、ひょっとしたら本心はもはや芸能界を引退したい加護亜依が今回は露見覚悟で確信犯的に行動したのではないか、とかいう某ブログの考察ならぬ妄想コメントはあながち外れではない気がする(確信犯でなければ本物の馬鹿だ)。
彼女の行く末に関してはリスナーから早くもAVデビュー説が囃し立てられる始末。竹内氏も「彼女のデビュー作だったら買いますね」と期待を募らせる。だが、やるならやるでこれも早くしないとな。最近の元アイドル崩れで多発している袋小路に入った30歳過ぎてからのAVデビューでは加護亜依といえどもインパクトが薄れる。いずれにしてもファンだった方々はほとんどPTSDになりそうな拷問(苦笑)。

ヒゲオヤジ

上記加護亜依事件から派生した話題。ヒゲオヤジは不思議とモテるという説を展開。竹内氏も近年は髭を蓄えているので、案外イケるんじゃないか、と髭が薄くて生やせない誠氏に珍しくも羨ましがられる。一般的に言って、女性は怪しげな雰囲気の(ともすれば職業不詳の)人に惹かれる傾向があって、竹内氏曰く、「真面目な人ですね」という評価は「興味がない」とほぼ同値であると講釈を垂れた(週刊SPA!の受け売りのようであったが)。ヒゲはそのような「怪しさ」を醸し出す表象の一つであると。
これには激しく同意するね。要は「相手のことをもっと知りたい」という気持ちは恋愛感情に転化し易いということであろうと思う。知ってもらってから先は意外性のマジックである。堅物のサラリーマンとかだとその辺の魅力がなかなか発揮し難い一方で、音楽業界とか放送業界、ファション業界の人々は普通の稼業とは異なる怪しいオーラを沢山発しているので女性を惹きつけ易い、ということか。「ちょいワル」が脚光を浴びたのもその延長線上だろう。

福山雅治に謁見

誠氏、福山雅治横浜アリーナにおけるコンサートに招待され、VIP席にて鑑賞。偶然にも天海祐希も同席。福山クンの抜群の格好良さ、コンサートの心憎い演出に惚れ惚れする。
終演後楽屋に通され、しばし談笑。福山クン曰く、オールナイト・ニッポンの下ネタ・トークは敬愛する鶴光師匠へのいわばオマージュであるとのこと。誠氏、例の「ハメて、ハメられて」サイキック・ストラップをお土産プレゼントするも、マネージャーから「意味深な言葉ですねぇ」とフォローされる中、福山クンからは「苦労なさったんすねー」という解釈の難しいお言葉を頂戴する(苦笑)。と同時に側で見ていた天海祐希さんが顔を反らして笑われた。誠氏、赤面しつつも「探偵ナイトスクープ」もしくは「サイキック青年団」へのゲスト出演検討を依頼し、その場を後にする。後日、福山クン御本人から直接メールで前向きに検討している旨の返事を貰う。その律儀さに再び感動。彼に対する好感度上昇は留まるところを知らない。
うーむ、個人的には彼の歌を聴いたことがない上にどういう人柄かもまったく知らなかったのだが、好人物らしいことだけは確かなようだ。先週もジャニタレに見る芸能界処世術というような文脈の中で話には出ていたが、こうした偉ぶらない腰の低さ、浮ついた所のない謙虚さは、間違いなく成功の大きな一因となっていると確信する。福山クンの場合もそのはずである。仮にギターテクとか作曲能力に足りぬところがあったとしても(いや、知らんよ私は...(苦笑))、自然と周囲のスタッフ連中が補うべく盛り立ててくれるのであろう。だが、あの一見華やかな芸能界あるいは音楽業界で自らを律して謙虚さを維持するなど並大抵のことではないことも想像に難くない。

合コン

合コンでの心構えを教えて下さい、と男性リスナーより相談。誠氏ら、要は聞き上手に徹するべしとの回答(ただし尋問調は避ける)。私も同意だわ、これは。自分を知ってもらおうと聞かれもしない自慢話を延々と繰り出す輩をよく拝見するが、これは確実に引かれると思う。上述のモテ条件談とも重なるところがあるが、自分のことは敢えて出し惜しみして、ある程度神秘性を残しておいた方が得策かと。

今週のクイズ

誠氏がある保険屋から聞き及んだネタ。とある男性トップスター。車の運転がド下手で、対物保険申請がやたらに多いらしい。誠氏自身、彼が車庫入れで四苦八苦しているところを実際に目撃している。

親子丼

平野氏も注目の織田裕二主演新ドラマについて。ヤマタフの影を感じながら(苦笑)果たして如何様に親子どんぶり具合を演出するのであろうかと興味津々で話は盛り上がるも、日曜の夜9時放映では所詮限界がある、と期待は萎む。
一応コメディだからねぇ、エロは期待薄であろう。「日曜劇場」という看板もファミリー向けだしなぁ。水を差すようで悪いが、最悪の場合は滑りまくって親子丼エロどころではなくなる可能性も否定できず。個人的には飯島直子をキャスティングしている時点でボツでっせ。同じコメディならば「帰ってきた時効警察」をなぜ推さぬか。

アイルケ

TVドラマ版アイルケで、高岡早紀の濡れ場が大幅にカットされ、視聴率も期待に届かず、結果的に脱ぎ損の憂き目に会った本人激怒とかいう話。週刊新潮の先週号に記事掲載あり。否応なしにDVDノーカット版リリースへの期待が高まる。
そもそもテレビで、しかもプライムタイムに濡れ場なぞどう考えても無理があることくらい分かりきった話やん(誠氏曰く腰の動きはNGとなるらしい)。既に映画(日テレも出資)で一度やったんだからテレビで同じことやる意味あんのかね。視聴率がいまひとつだったところを見ると、ネタ使い回しのこの手のメディア・ミックスとやらは既に飽きられていやしまいか。いや待てよ、敢えてノーカットDVD販売への伏線を張ったとすれば、これほどスマートで阿漕なプロモーションは他に例を見ないな(苦笑)。

追記:個人的備忘録

前項、週刊新潮に言及ついで。同誌先週号は激越に毒吐いてたのだが先週書き留めておく暇がなかったので、今更ながらに個人的感想記録。私も週刊新潮ばっかり読んでるわけじゃないけど(笑)、最近はその香ばしさに釣られることがままあり。

  • 吉本興業」は怪芸人「中田カウス」に潰される!、という同社オーナー一族の林マサ夫人の爆弾手記は強烈だった。同社副社長の脅迫事件を報じた週刊現代の記事と対を成す。一体何がどこまで真実なのか、一読者としては知る由もないのだが、いずれにせよ中田カウスの裏の顔を知って驚愕すると同時に、相も変わらぬ同社内の権力闘争の醜さにあきれ果てる。
  • 林操の連載「見ずにすませるワイドショー」で、方々で高く評価されていたNHK土曜ドラマ「ハゲタカ」の視聴率が惨めなくらいに振るわなかった事実をして、「まともな番組が数字取れない理由、それはまともな人がますますTVなんか見なくなってるからじゃない?」と「画面のコッチ側」の劣化を喝破してみせる。私も不思議で仕方がなかったのだが、その通りとしか言いようがないわ。些か溜飲が下がる思い。でもこれに懲りず、せめてNHKだけは今後とも「劣化」した視聴者に媚び売って欲しくない、と切に願う。