NHK高校講座日本史のS女

私が勝手に期待していたベネッセ不倫事件はしっかりスルーされ(苦笑)、冒頭は森進一の「おふくろさん」導入バース(verse)騒動に直行した。

ちぐはぐな人々

「おふくろさん」問題の件。注目すべきポイントは2点に絞られる。
一つは、川内康範先生の耳毛がまるでもみ上げかと見紛うほどにスゴ過ぎること。理髪師にさえタッチさせないということは、文字通り聴く耳を持たない頑固者の象徴であると推測する。森進一はなぜそれに気付かないのか
もう一つは、結局のところ森進一は良きブレーンとスタッフに恵まれていないのではないかという疑念。早い段階で筋を通すべく進言するスタッフは誰かおらんかったのかと。同様にブレーン不在のせいか、世知に疎くて思慮に欠ける坊ちゃん状態丸出しのままに野ざらしにされているかの如き安倍首相の現在置かれている状況に二重写しとなる。両者とも慢心がそういう裸の王様的境遇を招いているのか。

爺さんの耳毛

ご老人の耳毛ならびに鼻毛や眉毛の異常発達(笑)について。男性ホルモンが原因ですと誠氏はチラッと触れておられたが、正確にはその男性ホルモンに対抗する女性ホルモンが加齢とともに減少してくることに起因しているらしい。要はホルモンのバランスが男性寄りになるそうだ。たまたまNY Timesの健康Q&Aにそのものズバリの記事があったので参考にさせてもらった。

都知事選陰謀説

黒川紀章氏が都知事選立候補の件。ここで竹内氏は驚くほどディープな深読みをした(苦笑)。黒川氏は石原現都知事と元来親しい間柄なので、裏では石原氏と通じ、反石原票を撹乱して石原氏を浮き立たせる目的で、いわば咬ませ犬役を買って出たのではないかという陰謀説を開陳する。さもありなん、と誠氏はしきりに感心していた。
知名度抜群の強力な対立候補が出てきたならばともかく、民主党も有力候補の決め手を欠いている現状でわざわざそんな手の込んだ芝居を打つ必要があるのかどうかはよく分からんな。妄想としては面白いが。

M男の本懐

ヤヌスからアヌス、アヌスからMの深層心理論へ話は瞬く間に展開して行った。放置プレイは、本来は最も手間暇の掛からぬ安価なサービスであるにもかかわらず、わざわざ高い金額を支払った上でリアルに放置されることによりM男は大いなる満足を得るのだ、と竹内節。誠氏も妙に納得させられる(苦笑)。
心理学的にはSM願望/嗜好の原因はあまり解明されておらず(というか先天要因と後天要因が入り乱れてそんな単純に類型化できるようなもんではないのだろう)、例えばSMプレイの趣味がない私などにとってはまったく摩訶不思議としか言いようがない世界だ(でも「異常」だとは思わないけど)。竹内氏言うように、SMは人間の欲望心理の深淵を覗き見るような非常に奥が深い世界なのかもしれない。
Wikipediaにもマゾについての簡潔な記述があって、ある程度参考にはなると思うが、ちょっと脱線する。そこから関連項目の「性的嗜好」を辿り、さらにその関連項目を見ると、DJのピストン西沢が一番目に挙がっている。なんでやの??(苦笑)

今週のマンガ

金魚のうろこ―田辺聖子原作シリーズ」を取り上げ。名作文学を劇画化するというちょっとした流行の一面も。未婚既婚問わず、サイキッカーにはお勧めの恋愛短編集として誠氏ら激賞。
田辺聖子氏と言えば、2003年に映画化された「ジョゼと虎と魚たち」が秀逸な出来栄えだったことを個人的に申し添えておきたい(あらすじ等は適当にググって下さい)。池脇千鶴が上半身を晒しての濡れ場を熱演したことでも少し話題になった。妻夫木君も好演。あの上野樹里が映画初出演(だったよな、確か)にして妻夫木君相手に濃厚なキスシーンを演じており、度肝を抜かれたことも思い出す。ここ数年の邦画では文句なくベスト5に入ると思う。

今週のクイズ

ある女優が酒席で、「結婚は失敗やったかな」とポツリとスタッフにこぼしたと。結婚当時は「なんでまた」と周囲から怪訝に思われるも、勢いでやってもうたと。この女優は誰か。

エロ耳アワー

性懲りもなく続々とネタが(笑)。コピー機のエラー・メッセージ「サービスマンコール」。エンジンオイル「カストロール(Castrol)」の販売バイトをやってた方が店から「カストロさん」と呼ばれていた(「カストロール」は別に「滓(カス)取る」っていう意味やないで(苦笑)> 誠氏)。オマーン国際空港。もうこの辺はベタベタやな(苦笑)。
イタリアでは「カツオ」がオチンチンのことだ、とのリスナー情報。因みに「磯野カツオ」は「私はチンポです」と聞こえるらしい(笑)。

NHK妄想教育テレビ

リスナー情報によれば、NHK高校講座の日本史に出演している巨乳(と見なされる)アシスタントは小笠原亜里沙さんであると。先生に対するキツい質問と突っ込みから真性Sに違いないと類推される。色んな興奮の仕方があるもんだなぁ(苦笑)。

東京タワーのドラマ論

もこみち君主演のフジ月9ドラマ「東京タワー」は大コケの件。事務所の政治力学でキャスティングが決まることに対する不満。本来ブツ切りの連続ドラマに適していないストーリーを連ドラ化することの無理が露呈しているとも指摘される。誠氏、(「東京タワー」に限った問題ではないが)主役を引き立てるような徹底した悪役の不在も嘆きの対象とする。お馴染みの悪役待望論再び。
ステレオタイプな悪役が敬遠される理由は、職業としての役者の立場に立てばなんとなく理解はできる。今後請ける仕事の幅を広げたいと思うならば、役柄が一色に染まって芸域が狭まってしまうことはなんとしても避けたいところだ。特に悪役は印象が強烈なだけにイメージが一人歩きして本人の意志とは無関係に固着してしまう危険性が高いと思われる。誠氏も少し示唆したように、ネガティブなイメージのせいでおいしいCMの仕事にありつけなくなるのも困るしなぁという判断が働くのであろう。
蛇足ながら、「東京タワー」は大コケという指摘だが、今週までの平均視聴率は14.58%だから、可もなく不可もなくという感じであって、「大コケ」というほどには苦戦していないと思う(これは結構意外ではある)。月9なんだから20%以上取って当然という向きには不興を買っているのかもしれないが。そんなこと言ったら「わるいやつら」なんか大コケどころじゃないじゃんかよ(苦笑)。因みに今期私は「わるいやつら」だけを見ております(上川を始め皆演技上手いし良いドラマだと思ってんだが...)。あっ、あとNHKハゲタカ」ね。