(余談) 東京公演(昼の部)

秋とは思えぬ肌にまとわりつくようなじっとりとした蒸し暑さの中、昨日9日は予定通りサイキックミーティング東京公演(於九段会館)に参加した。そこで、今日は昼の部(ゲスト:浅草キッド)の模様を要約レポートし、明日は夜の部の模様をお伝えしようと思う。あいにく参加できなかったサイキッカーの参考にでもなれば幸いである。なお、以下の一部個人名に関しては、実在する人物と関係があるか否かは不明である(笑)。

その前に、ちょっとした情報

皮肉なことに、九段会館を使った東京公演は、前売り券ではなく当日券を買った方がゆったりとしたスペースで観覧できる。今後は、他のサイキッカーには前売り席でギュウギュウに詰めて座って頂き、私は予約せずに後ろの方で余裕かまして見ることにしようと思う(苦笑)。
私も今回は夜の部に限って当日券で入り、3階席に着いたのだが、後方セクションは相当数(30席弱だったか)空席が目立っており、事実上自由席状態であった。つまり、両隣を挟まれて窮屈な思いをせずにリラックスして過ごせたわけである。むろん、かなり上から見下ろすことになるとはいえ、特にステージやスクリーンが観づらいということもない。そもそもサイキックミーティングの場合、どちらかと言えば聴く方が主体であるから、一部非常に熱心なかぶり付きファンを除き、ステージがよく見えるかどうかはあまり重要ではないだろう。
それから周辺情報ですが、昨年の公演時点ではまだ建設中であった九段下交差点の北の丸スクエア(旧日債銀本店)が完成しており、1階にはStarbucksセブンイレブン、Royal Hostが入居、公共スペースには腰掛けも用意されているので、昼夜公演の合間に時間を潰すには持って来いである。ただしここのロイホは小型店舗なので、場合によっては満杯で入店できない可能性大。なお、ご承知の通り、ホテルグランドパレスの通りを挟んで真向かいマンション地階にはJonathan'sがあって、こちらの方がやや広い。

前座上映

開演前に竹内氏原作・制作のアニメ映画「メタルフォース」パイロット版を上映していた。遅れて入館、途中からの見物でストーリーは皆目理解できなかったが、CGを駆使しているのであろう、人物がしゃべる際の口の動きや表情などが非常にスムーズかつリアルであったことだけは少し印象に留まった(ごめん、アニメは全く興味ないのでこの程度のことしか書けん(苦笑))。
そういえば間の悪いことに、ちょうどこの日、「新世紀エヴァンゲリオン」 が2007年から2008年にかけて新作をシリーズ化して劇場公開することになったとかいうニュースが発表された。竹内アニキ、急がないとエヴァと被ってしまってすごく寂しい思いをすることになりかねませんで(笑)。

PRIDE契約解除騒動の裏側

6月にPRIDEがフジテレビより突然の解約解除を突き付けられ大騒動となった件の裏話を博士が開陳。もっとも、興行界と闇社会との関わりはもはや誰でも知っている周知の事実ではあるし、PRIDEの問題にしても週刊現代を筆頭にネット上含めて散々書かれていたことなので、格別驚くような話はなかったかと思う。
例えば、局内部でも「PRIDE武士道」制作現場は全くの寝耳に水で、コンプライアンス部門が一方的に有無を言わさず手を切る挙に出たとのこと。それはフジテレビの株主総会対策が一つの目的であったろうこと。というのも、PRIDEと暴力団との関係をネタに総会屋から突付かれていたらしいとのこと、等。ただしPRIDEが御法度ならばジャーナリストに刺客を放ったホソキカズコは一体どうなんだと、テレビ局の視聴率ジャンキーなヘタレぶりを激しく突っ込む。
この話題の最後の蛇足で、ミルコ vs タイソン戦は実現に向けて水面下で動きがある模様と話す。博士曰く、恐らく実現するであろう、とほぼ断言していた。

当世加圧トレーニング事情

博士の異常な健康」を引き合いに出しつつ、加圧の伝道師(笑)水道橋博士が、トレーニング実践中の誠氏共々加圧トレーニングを熱く語る。
語るだけでは物足りず、80万円もするという博士所有のトレーニング器具と3kgのダンベルを持ち出し、竹内氏をモルモットにして加圧トレーニングを実演して見せてくれた。可笑しくも舞台上はまるでテレビショッピング番組のような様相を呈する。加圧された状態で両腕に持ったダンベルをオイチニと15回上下させる体操をやっている間、竹内氏は言葉攻めの集中砲火を浴びていた(笑)。やり終えた直後には、「もう何でもできそうな感じですよ」と意気軒昂であった(苦笑)。
その他、加圧トレーニングの秘密事情:

  • 加圧トレーニングが芸能人の間で一大ブームになっている。誠氏も通う目黒のトレーニングセンター(目黒スタジオのことか?)で多数の芸能人目撃例あり。一例を挙げれば、ハヤミモコミチ、ウツイケン、ケロンパ(笑)、イマダコウジ、キナシノリタケ、ナガシマカズシゲ...。今、都内で芸能人に遭遇したければ、目黒の加圧トレーニング所に赴けとのアドバイス
  • もちろんスポーツ界でも密かなブームを呼んでいる。サッカー、バレーボール、競輪、...。ところがことごとく取材拒否されるらしい。これには2つ理由があって、1) 今のところ日本のスポーツ界のみが実践している有利なトレーニング方法であるから大々的に報じられた挙句ライバル国に事情を察知されたくない。2) 世界的に知られた結果としてドーピング規制対象になることを恐れている(成長ホルモンの分泌を加速させる効果があるので現象面だけ見ればステロイド等薬物ドーピングと大差なしとみなされる恐れ)。
  • このままトレーニングを継続すると博士は遂に三島由紀夫のごとく思想も右傾化して行くのであろうかとの疑問、いや懸念というか期待というか...。とりあえず来年の東京マラソン2007出場でマッチョな肉体美を披露すると意気込み。

ケンもといゲイ大百科

昼の部のハイライトがこれ。浅草キッドが「たけしの朝ズラッ!」収録ビデオを特別に持参、まずは鑑賞することとなった。以下2本:

  • 三又とけん太のゲイモデル体験記。2人がゲイ雑誌「バディ」の読者モデルの面接を受ける。けん太はそれなりに美しくフロントグラビアの撮影へ。編集長自らオイル塗りたくり。三又は当然のことながらグラビアでは使い物にならぬと判断されて、バックページ用の絡みシーンを無理やり撮影、若い男優3人くらいに好きなようにされていた(笑)。ギャラはけん太が3万円、三又が2万円を拝領。編集長曰く、フロントグラビアの読者人気の高さを反映しているとのこと。体育会系学生の割の良いバイトの一つ。
  • ゲイの発展場として非常に名高い湘南のとあるビーチを潜入撮影。若手芸人2人をゲイカップルに偽装しての決死行。これはかなり衝撃的。皆さん惜しげもなくマッチョな裸を晒し、干潮時には陸続きとなるらしい離れ小島で本番もありだと。場所は小坪海岸だと思う。不如帰(ホトトギス)碑が目印。ただし、ノンケの方には忠告しておくが、冷やかしに行って素性がバレたら半殺しの目に遭うそうだ(苦笑)。

後はもう、止め処もなくホモネタのオンパレード(笑):

  • ゲイの世界において、ネコとタチの比率を問えば、圧倒的にネコが多いらしい(8割程度?)。つまりタチの役目を果たす人が大変貴重な存在となっている。理想は両方難なくやれる人、リバーシブル(笑)。
  • それでマエダケンがカミングアウトした理由というのが、公表することによって芸能界に潜伏しているかもしれないその貴重なタチ役の人が寄って来やすくなることを期待しての英断であったらしい。それほどまでにタチが渇望されていると。
  • ではなぜネコが供給過剰なのか。トコロテン(Wikipediaに記述あり)があまりにも気持ちいいから、ということのようだ(笑)。マエダケン曰く、病み付きになると。前立腺の刺激はオトコにとって最大の弱点ということがよく分かる。エネマグラが開発されたのもむべなるかな。
  • ゲイ符丁、ちょっとメモ(笑)。映画館は「学校」、便所は「事務所」だと。以上、玉ちゃん情報。彼の親父さんがオカマバーを経営していたことがあるせいか、ゲイ業界にはやたら詳しく、「お前ゲイだろ」と何度も突っ込まれていた。
  • 襲われるスポット情報。天王寺ステーションシネマ(席に着いたら発展の合図)、浅草の某銭湯(湯船に浸かったら取り囲まれる(笑))、諸々のサウナ(これはよく聞くねぇ)、...。

肉筆マガジン

竹内氏が土方御用達「エロ本の最底辺」と称して20年位前の「肉筆マガジン」から交際募集コーナーの読者投稿を2ケース紹介する:

  • 大阪市北区同心のとある女装ママさん。理解のある方求む。女装姿の写真付き(笑)。オトコがオトコを求めているのであるから、「肉筆マガジン」掲載は理解できなくもないと。方向性としては間違っていない。
  • 眼鏡着用の真面目そうな単身赴任中のオヤジさん。語り合える女性の相手を求む。そんな女性が「肉筆マガジン」を読むはずがない(笑)。上例もそうだが、今では考えられないことに、住所が番地までバッチリと掲載されていることに驚く。「茨城県猿島郡境町XXX番地XXXX様方」だと。こんな畑のど真ん中に単身赴任する奴とはどんな境遇にあるのか察しがつこうものよ、と揶揄されていたが(苦笑)。

「肉筆マガジン」だけど、前にも書いたように熟女専門誌に変貌を遂げているみたいで(うーん、昔からこのテーマだったのか??)、竹内氏が蒐集した頃とは様変わりしている可能性が高い。amazonでも注文できるようなので、近々試しに最新号を一冊入手してみて、「肉筆マガジン」の今(笑)をレポートしようかと思う次第。それに官能小説誌とかこの手の雑誌のグラビア写真は結構過激で重宝するのよ(苦笑)。