いま、殴りにゆきます

板井氏、お立ち寄り。

株談議

ライブドア・ショック以降の立ち直りの遅さに止めを刺すような、USEN他業績下方修正を受けての新興株市場の大幅調整。「個人投資家には阿鼻叫喚が待ってまっせ、恐らく。GW前後には一波乱あるかもよ」。案の定週明けには、市場全体が円高ドル安等悪材料が重なっての今年一番の下げを演じたわけであるが...。
GW明けあたりが日本企業の決算発表ピークとなるようなので、それを契機に材料出尽くしで売りに転じるのか、はたまた今年度業績の強気見通しが強化されて上昇に向かうのか、神のみぞ知る。誠氏言うように、昨年および一昨年ともGW前後に大幅調整をやらかしたからなぁ。GWの次週はオプションSQ到来週でもあるので、ストライク目掛けて先物主導でザラ場に乱高下する可能性も高い。慎重を期すならば、5月中旬までしばらく様子を見た方がいいかも、しれない。
誠氏、先日地下鉄に乗り込んだところ、隣に座っていた小太りなExile風兄ちゃん(笑)が熱心に株の入門書を読み耽っている様に出くわす。「(新興市場軟調など)なんも知らんねんなぁ(苦笑)」。うーむ、こりゃマジでピーク・アウトしたかもしれんと嫌ーな予感がしないでもない(今年で終わりかいな)。29年大暴落直前、とある大投資家(確かJFケネディの親父さんだったか)が、靴磨きのアンちゃんが有望銘柄の講釈を垂れるのを聞き、急いで全ポジションを売っ払ったという逸話を想起する。
そういう誠氏、先週は「しばらく株止めます」などと宣言していたものを、値動きに釣られて性懲りも無く摘んでしまい、再度損失を出したとのこと。まるでパチンコ状態、値動きを見たら売買せずにはいられないという中毒症状だな(苦笑)。竹内氏が「ギャンブルでも株でも損を取り戻そうとして熱くなったらおしまいや」と諭しておったが、なんだか株をやっていない(?)竹内氏の方が投資の機微をよく理解していらっしゃるようで意外な印象を受けた。何事もドップリ浸かると却って視野狭窄に陥るという証拠か。ほんまにしばらく休みはった方がよろしいで、誠さん(笑)。

根拠無き自信過剰

吉本NSCあるいは松竹の養成所オーディションにおける最近の傾向。何も見せ技がないくせしてデカい口だけは叩き放題の自信満々居士が増え、あしらうのに苦労しているという話。
前述の株の話と同様、お笑いブームがピーク・アウトしつつある状況証拠の一つ?? 自信過剰というより、もはや供給過剰ではないかと。

深読み

誠氏、空き時間に名古屋CBC周辺の、とある温熱マッサージ(台湾式温熱療法)店に行く。「中国人店員がミニスカートで応対していたが、異常に痛かっただけで別に風俗じゃなかったな。でも何か謎めいてるね。マッサージはカモフラージュなのか」。竹内氏、「自分から『チンコ凝ってますねん』って言うんじゃないの(笑)」。
ひょっとしてここのことかしらん。だとしたらちょっと勘ぐり過ぎでしょう(苦笑)。

今期のTVドラマ

プリマダム」に「ブス恋」やら流行の弁護士もの等一通り講評対象になってはいたものの、やっぱり月9微塵も触れられず(苦笑)。いや、まぁそれもその筈なのは確かだが。第1話を録画鑑賞した私は、始まって3分で早回し開始、5分後に中止したのであった(笑)。脚本二の次でキャスト固めれば良いというものではない、ということが全然分かっていないバカ再び。
医龍」を引き合いに、3ヶ月1クールの短期間勝負が原作の完成度や持ち味を台無しにしているきらいがあるとの厳しい指摘。「『白い巨塔』のような長編はじっくり描かないと無理、話の筋が分からなくなる」。板井氏、起用タレントも1クール単位での異動が定着している昨今、長期ブッキングが難しくなっているとの業界裏事情を補足説明。確かに1クール3ヶ月は本当に短過ぎる。たった10話程度で終わりですよ。それでも、アメリカの人気ドラマのように、シーズンを変えて何期か継続していけば救いの余地はまだあるが、ほとんど例外なく1期で打ち切りである。これでは企画自体が他局の真似事と変わらぬ粗製濫造に陥る傾向を助長している状況は否めないと思う。スポンサーの意向が元凶なのかどうかは知らぬが、いつからこうなったのか...。例えばさぁ、結構評判の高かった「時効警察」を今期も継続するとか、そういう勇気を持とうよ、業界の人(苦笑)。

セガール、凄過ぎ(笑)

先週TV放映のあった映画版「いま、会いにゆきます」の裏にぶつけてきたB級セガールの超大作(笑)「DENGEKI/電撃(16日付日曜洋画劇場)」。そのキャッチ・コピー「いま、殴りにゆきます」が功を奏したのか、案外健闘したとの笑い話(「上回った」という話であったが関東地区視聴率では1%差で惜敗)。捨て身のナイス・シャレ、爆笑。