井筒監督に始まりにTスポットに終わる
井筒監督にシミジミ (1)
誠氏、遅ればせながら「パッチギ!」を観る。「(「ガキ帝国」や「岸和田愚連隊」の頃を振り返りつつ)撮り方が上手くなっている。皮肉なことにハリウッド映画の王道に沿っている感じ。井筒監督もより洗練されてきはった」。「東方見聞録」の修羅場を乗り越えて「やっと運が上向いてきた。人間ってやっぱり腐ったらあかんね」。恥ずかしながら、虎乃門毒舌家の井筒監督にそういう苦労経験があったとは知らなんだ。その辺の事情は1年ほど前のasahi.comの記事(これとこれ)に詳しい。
井筒監督にシミジミ (2)
若き誠氏も出演した「ガキ帝国 悪たれ戦争」秘話。創業初期のモスバーガー・チェーン今福店を借り切って撮影させてもらうも、モスバーガーのイメージを損ねるようなシーンと台詞のオンパレードで逆鱗に触れてDVD化ならずとの経緯。当時の東映の同時上映作が松田聖子主演の「野菊の墓」で、結果的に共倒れの憂き目に遭う(苦笑)。道路標識を折り曲げて留置所にぶち込まれた体験を含め(笑)、当時の濃厚な昔話は、TBSラジオで2003年春まで放送していた「北野誠の世紀の雑談」での井筒監督との対談で思う存分に語らっていましたな。この放送のmp3ファイルは、ひょっとしたら今でもネットで出回っているかもしれない。
皇帝ペンギン
誠氏、Deep Blueでの学習経験を活かして「皇帝ペンギン」の鑑賞に臨む。感想、「夏場にエッチせぇよ(苦笑)」。この映画、内外で大当たりとなっているが、はっきり言ってNHK「地球・ふしぎ大自然」等々で散々見たような気がして、わざわざ映画館まで足を運ぶほどのもんかのぉと二の足を踏む(Deep Blueも同様だった)。
蛇足。Deep Blue繋がりでイワシをコケにしておったが(笑)、近年漁獲高が激減し、大衆魚どころか今や高級魚扱いでっせ。
ズラなんて要らん...
ズラ・リスナーから悩みの相談。転職を機にズラを取ろうか取ろまいか思案中。現在スベンソンの常時装着タイプを使用中、月々3万5千円ほど掛かっている(ゲゲッ、そんなにメンテ費用搾り取られるのかよ...)。これは簡単だぞ、坊主頭にすればいいだけのことだ。「思い切って外した方が楽でっせ」。
以前にもチラッと書いたことだが、若年層でさえ坊主頭がファッションとして定着している昨今、男がかつてほど毛髪に拘泥する必要はないのでは(希望的観測?)。ズラとか植毛でこだわり出したらメンテナンス費用の捻出に一生苦しめられるかと思うと、いっそのこと坊主でスッキリが最も合理的な選択だろう。