(余談) ラジオライフにご両人が

ラジオライフ8月号

すでにいくつかのブログ(参考:ここおよびここ)で紹介されているように、「ラジオライフ8月号」の第2特集の中でサイキック青年団も取り上げられ、誠氏+竹内氏ご両人のインタビューが掲載されている(p.176)。88年開始当時の板井氏を含めた3人の貴重なスタジオ内ショットも片隅に載ってます(竹内氏の髪の毛フサフサ(笑))。もっとも、記事は実質半ページに過ぎないので、これを確認するだけであれば立ち読みで十分です。以下、少しばかり発言を引用:

「スタンスは初めから変わってませんよ。日和ったことは一度もありませんから」(誠氏)
「ここまで続いたのはね、この番組はアンタッチャブル治外法権になってるからです」(竹内氏)
「イベントで高校生が結構来てるんですよ。2チャンネルでよく非難されてますから、それを見て『どんな番組なんだろう』って聞いてみた、みたいなネットからのリスナーが結構いるみたいですよ」(誠氏)
「ネットで話題になったことのネタ元はどこだ? って探したらそれがラジオだった、っていうね、それができるのがラジオなんですよ」(竹内氏)

まぁこれと言って目新しい内容はないんだが、特に90年代末から(意図せざる)ネットとの相乗作用のおかげでリスナーの新陳代謝に成功していることが長寿の一因だったんだなぁ、と改めて認識できたのはちょっとした収穫か。つまり、ネットへの話題提供とネットを通じての新たな視聴者層の掘り起しがいかに効果的であるか、という従来メディアにとっての一つのモデルケース、あるいは成功例になっているんだなと。その点が衰退著しいピンク映画と命運が違うわけです(苦笑)。
蛇足。ラジオライフ同号の広告で、三才ブックスよりつい先日「放送禁止映像大全」が出版されていることを知る(残念ながらamazonでは現在在庫切れになっていた)。これは必読、必携と思われ。被爆タブーやガイキチ発言などで封印されている映像群、例えば「ウルトラセブン第12話」や、いつぞやサイキック青年団でも話題に上った「ノストラダムスの大予言」、「恐怖奇形人間」、「獣人雪男」などが網羅されている。
UPDATE (7/9): 上述の「放送禁止映像大全」に関してamazonに早速ユーザ・レビューが付いていた。これを読んでわざわざ買うほどのものではないと悟る。中途半端な寄せ集めムック本という感じだな。「必携」と言う希望的観測は撤回する。