大阪ゲイ大で水野晴郎がぼんちゃんと

大阪芸術大学特別講義

誠氏がたかじんに絡まれた話は割愛する(苦笑)。タレントも付き合いが大変ですな...。

鹿害の恐怖

多分「噂の東京マガジン(TBS)」の関連であろうか、誠氏、奥多摩へ鹿害の取材。地球温暖化の影響で山中でも積雪がみられなくなり、おまけに狼などの天敵がほぼ皆無のため、越冬できる鹿が急増して個体数が爆発、野山を食い荒らして大変なことになっているとの話。「まさにイナゴとかIndependence Day(の侵略宇宙人)の世界ですわ」。
猟師人口が減少して鹿肉を消費する文化が下火になっていることも一因とのこと。「鹿肉は臭みがキツイので、捕獲したらその場ですぐに血を抜いて内臓も取り出して捌かないといかんのよ」。刺身生食ではE型肝炎のリスクもあるコワーイお肉だそう(これは豚とか猪もそうだが)。人間の直接消費にあまり適していないのであれば、せめてもの飼料用に加工するのはどうよ、と一瞬思いついたのであるが、ヤコブ病の危険性を考えると恐ろしい。鮫に食ってもらおう、以下Open Waterに続く(笑)。
UPDATE (6/30): 何の偶然か、この話題と非常に関連性が高いと思われるドキュメンタリーが来週フジ系で放送されるので要チェック。「<FNSドキュメンタリー大賞>山の神 なぜ里へ(仮)」がそれ(8日3.00-3.55)。ここで言う「山の神」とは熊のことを指しているらしいが、鹿害の影響や実態についても触れられるのではないか。

大阪のサイキック・ミーティング

予定通り今週末7月2日土曜日よりチケットぴあにて予約販売開始。ご存知の通り、Famiポート設置の最寄のファミリーマートでも買えます。
私も久しぶりに参加して当ブログで概要レポートを書こうと張り切って計画していたにも関わらず、あいにく出張の予定が入ってしまって大阪は無理そうだ、トホホ。大阪は他のサイキッカーに託すとして9月東京のミーティングまで持ち越し。

白の呪い、再び

久米宏"A"打ち切りを巡って。オセロ松島尚美の呪詛がかかったのかもしれない(苦笑)哀れな久米さんに関しては先週書いたのでもう繰り返さない。
「やっぱり(芸人やタレントは)休んだらあかんねぇ」。"A"の破綻はどう考えても企画倒れが主因だが、これも一理ある見方かも。大体のところ、大きく売れて色が付いた人ほどブランク後の復帰方法が難しい。プライドもあるから、久米さんほどの元「大物」になってくると、「満を持して」ということで、現状もよく把握せぬままに身の程知らずの大きなアドバルーンを打ち上げてしまいがちである。こうしたいわば「打診買い」をしないやり方は失敗した時のダメージが大きい。この「満を持して」という視聴者の期待値上昇が曲者なのだ。それゆえ、例えば産休に入るらしい竹内結子も、復帰後に月9あたりで主演張って大々的に「復帰第1作目主演作!!」などという売り出し方やったら撃沈するぞ、きっと(苦笑)。

俳優のハリウッド進出を考える

田村英里子がハリウッドで頑張っていて、先週「英語でしゃべらナイト(NHK)」に帰国出演していた件。パックン(笑)には媚売る態度の一方で釈由美子に辛い態度見せてハッキリしていたとの感想。想像するに、「はぁ?? お前ごときがハリウッド行きたいって?? なめんなよ、ゴラァ!!」ということやね、分かりやすい(苦笑)。歳のせいもあろうが、顔つきやメイクがキツめになっているな。これは正に外人好みのアジア人女性像に近い。そういう意味ではハリウッドに適応してはいる。
竹内氏が「(田村英里子のハリウッドでの活躍は)難しいと思う」と率直な意見を述べる。残念ながら同感。志は買うにせよ、結局のところone of themだ。宇多田ヒカルの米国進出があまり成功しなかった時にも感じたことだが、向こうの連中と同じようなテイストで同じ土俵に上がって真っ向勝負で挑んでも勝ち目ない。なんか根本的に戦略が間違っている疑念が晴れず。これは言葉の問題以前に、個性というか、向こうのタレントには見出せない存在感とか今までにない驚きみたいなものが発現しないと埋没してしまうだけだ。渡辺謙パフィー(笑)が受けているのも、そういうツボを押すことができたからだと思う(意図してやったかどうかはともかく)。思うに、日本人俳優がハリウッドに進出しうる一番の近道は、一見迂遠なようでいて、実は日本の映画で図抜けた演技力と存在感を発揮することではないのか。その延長線上に、例えば向こうの監督に目を付けられたり、あるいはハリウッドに進出した日本人監督に起用されたりなどして道が開ける確率の方が高いような気がする。商売もそうだけど、勝ち目のある戦い方をしないとな。

映画三昧

前回も「シャイニング」と「悪魔のいけにえ」が話題に上り、サイキッカーが大挙して借りているのか、レンタルビデオ店では両者とも軒並み貸し出し中の札が掛かって順番待ち状態との話。今回は低予算「後味悪い」系サスペンスを中心に以下の映画が取り上げられる:
  • ソウ(Saw):昨秋公開だったのね。知らなかったな。残念ながら観ておらず。原作本はこれ。すでにDVDも出ているし、レンタルも可能。これはまた借りるの一苦労しそうです(笑)。
  • エス(Das Experiment):もう4年ほど前の異色作。心理学ではかなり有名な実験の実話をベースにしている。昨年9月にテレビ東京系木曜洋画劇場で放映されていた。この話はナチスユダヤ人収容所における人間行動と二重写しになっている印象が強かったので、ドイツ映画というのも頷ける。一見の価値あり。が、鑑賞後はちょっと人間不信に陥るかも。人は見かけによらず、ということ。平野氏の批評というか雄叫びはこちら
  • オープン・ウオーター(Open Water):先週末からロードショウが始まったばかり。早速観に行きました。ストーリーは単純極まりないとはいえ、全体の着想は面白いし、低予算にしてはカメラワークも優れている。しかーし、本作は1800円の価値はないと思うよ。サービス・デイでせいぜい1000円で観るのが限界。基本的にDVDレンタルで十分です。ラストは平野氏が絶句されていたように、「ありゃま、ちょっとそんなぁ」という感じでドッと落ち込む。救いがない。蛇足。観ているだけで結構酔います(笑)。
  • 戦国自衛隊1549:観てないというか、観なあかんのかぁ??(苦笑)。平野氏の批評を聴いてますます萎える。しかしながら、15億円費やして迷作「デビルマン」の仕上がりだとすると逆に怖いもの見たさで観たくなってきた。サイキック的に必見なのかねぇ。興行成績は良いのにユーザ評価が物凄く低いというのも不思議な作品だ。なんで日本映画の大作ってこんなんばっかりなんよ(笑)。「男たちの大和」も概ねこんな感じなんだろうな...。
映画といえば、先週の月曜日に水野晴郎先生大阪芸術大学特別講義とのリスナー情報。ぼんちゃんによる素晴らしい突っ込みがあったそうだ(笑)。
UPDATE (6/30): 「リング超えた!"戦国自衛隊"ハリウッド版製作決定!」なるニュース。ということは「ハリウッド版」まで待とうか。それにしても、どうです、この動きは。上でも書いたように、やはりハリウッドが注目するような日本映画に出演して世界的に名を売るという路線がおいしいことになってきているわけよ。直接ハリウッドに行ってオーディション擦れしてもあきまへん、出世できる確率が低過ぎるのだ。
UPDATE (7/2): 色んな意味で話題沸騰中の「戦国自衛隊1549」、観ようかどうしようか判断に迷っていたので、参考にYahoo!のユーザーレビューをつらつら眺めていて思う。要するにこれは「映画」としてはアホバカの最低だが暇つぶしのエンターテインメントとしては全然OKであると。ということは、実はゲーム・コンテンツ向けなんだなと。角川書店も恐らく近い将来のゲーム化を念頭に置いていると思う(賭けてもいい)。で、観に行くのは止めた(苦笑)。だって「映画」としては1800円の価値がないことがはっきりしたから。ゲームとしてなら買おうか、という気になるが...。